高山ラーメン|旅先の味と家での楽しみ方
高山ラーメンは、岐阜県の飛騨高山で親しまれてきた、細いちぢれ麺のしょうゆ味のラーメンです。どんな味か、特徴、食べ方、家で近づけるやり方までまとめました。
店先のやりとり
常連さん
あっさりしすぎていないかね。
店主
薄いのではなく、角がないんですよ。だしとしょうゆを一緒に煮ますから。麺が細いので、出てきたらすぐ食べてください。
店主のひとこと細い麺です。出てきたらすぐ、が何よりのこつ。
どんな味か
岐阜県高山市とその周辺で食べられてきたラーメンで、土地では中華そばと呼ばれています。だしとしょうゆだれを別にせず、一緒に煮るのが特徴です。汁はあっさりしていて、細いちぢれ麺がよくからみます。
特徴
- だしとしょうゆだれを鍋で一緒に煮る作りで、汁に角がありません。
- 麺は細くちぢれていて、量は控えめ。汁をよく持ち上げます。
- 具は煮豚、めんま、刻みねぎと簡素で、汁と麺の相性で食べさせる一杯です。
食べ方・楽しみ方
- 麺が細いので、出てきたらすぐに食べ始めます。待つと伸びてしまいます。
- こしょうより、刻みねぎを足すほうが土地の食べ方に近くなります。
- 汁が薄く感じても、食べ進むと麺の小麦の香りとつり合ってきます。最初に足さないほうが丁度いいです。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、かつおと煮干しのだしにしょうゆとみりんを直接入れ、弱火で五分ほど一緒に煮てから使うのが近道です。麺は細いちぢれ麺を選び、表示より十秒短くゆでてください。関連する料理は、中華そば、煮豚、めんまの三つです。
由来
戦前の高山で、屋台の中華そばとして広まったのが始まりと言われています。だしとたれを別に作らない簡素な作りが土地に定着し、今も市内の店に受け継がれています。
よく聞かれること
なぜ中華そばと呼ぶのですか。
土地では昔からこの呼び方が使われてきました。観光で広まるときに高山ラーメンという名前が付いたので、今は両方の呼び方が並んでいます。中身は同じものです。
だしとたれを一緒に煮ると何が変わりますか。
しょうゆの角が取れて、汁がなじみます。別に作って合わせる作り方より穏やかな味になり、細い麺とつり合いが取れますよ。
家ではどんな麺を選べばいいですか。
細めのちぢれ麺を選んでください。まっすぐな麺だと汁を持ち上げにくく、印象がだいぶ変わります。ゆで時間は表示より十秒短めが目安です。