しろくま|旅先の味と家での楽しみ方
しろくまは、削った氷に練乳をかけ、果物と豆をのせた南国生まれの氷菓ですよ。ここではしろくまがどんな食べ物か、盛り方の決まりごとと、家で近づけるやり方まで書いておきます。
店先のやりとり
常連さん
どうして氷に練乳をかけるのですか。
店主
シロップより甘さが重くて、氷の冷たさが和らぐのです。溶けても水っぽくなりにくいのもいいところですよ。
店主のひとこと器を冷やして、削ったらすぐ練乳。それが要です。
どんな味か
しろくまは、かき氷に練乳をたっぷりかけ、上に色とりどりの果物と甘く煮た豆をのせた氷菓です。鹿児島の店で生まれ、夏の名物として広く知られるようになりました。氷だけでなく具で食べさせるのが持ち味ですよ。
特徴
- 練乳が氷の下まで届いていて、最後まで味が薄まりません。
- みかん、パイン、さくらんぼなど、彩りの違う果物を組み合わせます。
- 甘く煮た豆と寒天が入り、氷だけより食べ応えがあります。
食べ方・楽しみ方
- 上の具を先に少し脇へ寄せ、氷と一緒に混ぜながら食べます。
- 溶けるのが早いので、写真より先に一口いくのが正解です。
- 残った練乳は最後に氷とすくって、後味をまとめます。
家で楽しむなら
家で作るなら、氷を削ったら間を置かずに練乳を回しかけることです。器を先に冷やしておくと最後まで崩れません。缶詰のみかん、甘納豆、寒天を用意すれば近い形になりますよ。
由来
戦後まもない時期に、氷に練乳をかけた品として店先で出されたのが始まりとされています。のちに具を盛る形が広まり、土地の夏の顔になりました。
よく聞かれること
練乳の代わりになるものはありますか。
牛乳に砂糖を溶かしたものでも近づきます。ただしさらさらして流れやすいので、氷を少し粗めに削ると絡みがよくなりますよ。
具は何をのせればいいですか。
缶詰のみかんとパイン、甘納豆、角切りの寒天があれば形になります。色が三色そろうと、見た目が締まって見えます。
普通のかき氷と何が違いますか。
シロップではなく練乳が主役で、果物と豆が最初からのっている点です。氷そのものより、具と合わせて食べる菓子だと思ってください。