味噌カレー牛乳ラーメン|旅先の味と家での楽しみ方
味噌カレー牛乳ラーメンは、名前のとおり三つの味を重ねた一杯です。青森市で親しまれてきた組み合わせで、家でも近い形が作れますので、要点をまとめておきますね。
店先のやりとり
常連さん
その三つ、喧嘩しませんか。
店主
しないんですよ。牛乳が味噌とカレーの角を取って、まとまってくれます。
店主のひとこと牛乳は最後に。煮立てると分かれてしまいます。
どんな味か
味噌のスープにカレーの風味を合わせ、牛乳でまろやかにしたラーメンです。青森市で生まれ、地元の学生や家族連れに親しまれてきました。わかめ、もやし、バターをのせる形が定着しています。
特徴
- 味噌の塩気とカレーの香り、牛乳のまろやかさが層になって重なります。
- バターを落とすことで香りがつながり、三つの味が一つにまとまります。
- 太めの縮れ麺が使われ、濃い汁をよく持ち上げます。
食べ方・楽しみ方
- 先に汁だけを一口飲み、三つの味の重なりを確かめます。
- バターは全部溶かさず、少しずつ崩しながら味の変化を楽しみます。
- わかめともやしを麺と一緒に持ち上げると、口の中がさっぱりします。
家で楽しむなら
家で作るなら、味噌ラーメンの汁を先に作り、カレー粉を小さじ1だけ溶かすことです。仕上げに牛乳を100ml加え、煮立てずに温めます。味噌ラーメン、もやし炒め、バターのせご飯を並べると、同じ方向の味がそろいます。
由来
一九七〇年代、青森市のラーメン店で若い客の求めに応じて味を足していくうちに生まれたと伝えられています。その後、地元の複数の店で出されるようになり、市の名物として知られるようになりました。
よく聞かれること
牛乳はどのくらい入れますか。
一杯あたり100mlほどが目安です。入れすぎると味噌の塩気が薄まり、ぼやけます。火を止める直前に加え、煮立てないよう温めるだけにしてください。
カレー粉の量は。
小さじ1から始めてください。香りが立つ程度で十分です。多く入れると辛みと粉っぽさが前に出て、味噌と牛乳のまとまりが崩れてしまいます。
どんな具が合いますか。
わかめ、もやし、ねぎ、バターが定番です。豚肉を炒めて加えると食べ応えが出ます。わかめの塩気とバターの香りが、汁の重さをうまく受け止めます。