稲庭うどん|旅先の味と家での楽しみ方
稲庭うどんは、秋田県で作られてきた手延べの干しうどんです。細く平たく、つるりとした口あたりが持ち味です。特徴とゆで方、家で楽しむときの目安をまとめました。
店先のやりとり
常連さん
ゆですぎてしまうことが多いんです。
店主
表示より三十秒早く上げてみてください。細い麺ですから、上げてから余熱でちょうどよくなりますよ。
店主のひとこと細い麺です。鍋は大きめ、時間は短めに。
どんな味か
稲庭うどんは、秋田県南部で作られてきた手延べの干しうどんです。生地に油を使わず、手で細く延ばして干すため、麺が細く平たく、のどごしがなめらかに仕上がります。
特徴
- 手で延ばして干すので、断面が平たく、細めに仕上がります。
- ゆで時間が三分ほどと短く、思い立ってすぐ作れます。
- つるりとした口あたりで、冷たくしても温かくしても食べられます。
食べ方・楽しみ方
- 冷たく食べるときは、ゆでたあと冷水でしっかり洗い、ぬめりを取ります。
- つゆは薄めのものが向きます。ごまだれを添える食べ方もあります。
- 温かくするときは、つゆを別に温め、麺は湯通しだけにすると伸びません。
家で楽しむなら
{'text': '家では、ゆで時間を表示より三十秒短めに上げると歯ごたえが残ります。鍋は大きめにして、麺どうしがくっつかないようにしてください。', 'dishes': ['ざるうどん', 'ごまだれうどん', 'かけうどん']}
由来
この土地では江戸時代からうどん作りが続いてきたと伝えられています。干して保存できる作り方のため、贈りものとしても扱われてきました。
よく聞かれること
普通の干しうどんと何が違いますか。
手で延ばして干すため、麺が細く平たいのが違いです。機械で切った麺より断面が薄く、ゆで時間も短くなります。
つゆは濃いめと薄め、どちらが合いますか。
薄めが向きます。麺の香りが細やかですので、濃いつゆだと隠れてしまいます。ごまだれを少量添える食べ方も定着しています。