えきそば|旅先の味と家での楽しみ方
えきそばは、駅のホームで立ったまま食べる、汁そばの呼び名ですよ。ここではえきそばがどんな食べ物か、土地ごとの違いと食べ方、家で近づけるやり方までまとめます。
店先のやりとり
常連さん
普通のそばと何が違うのですか。
店主
早さです。味も土地で違いますが、何より待たせないことを第一に作ってあるのが、えきそばの顔ですよ。
店主のひとこと熱いつゆを先に用意する。家でも同じです。
どんな味か
えきそばは、鉄道の駅の構内や、ホームの立ち食い店で出される汁そばのことです。列車の待ち時間で食べ切れるよう、注文から出てくるまでが早いのが決まりごと。土地によって麺もつゆもかなり違います。
特徴
- 注文してから1分ほどで出てくる速さが身上です。
- つゆは土地の好みがそのまま出ます。関東は濃い色、関西は薄い色が多いです。
- そば粉の麺だけでなく、中華麺に和風のつゆを合わせる土地もあります。
食べ方・楽しみ方
- 券売機で先に食券を買い、カウンターに出すのが普通の流れです。
- 立ったまま食べるので、荷物は足元か棚に置いてから受け取ります。
- 天ぷらは早めに崩してつゆに沈めると、やわらかくなって食べやすいです。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、つゆを先に温めておいて、麺をゆでたら間を置かずに合わせることです。とにかく熱いうちに出すのが要ですよ。かけそば、天ぷらそば、きつねそばあたりが手近です。
由来
鉄道の待ち時間に食べられる軽い食事として、駅の売店から広がりました。土地ごとに材料が手に入るもので工夫された結果、今の形の違いが残っています。
よく聞かれること
どうしてあんなに早く出てくるのですか。
麺を前もってゆでておき、注文が入ったら湯に通して温め直すからです。つゆも常に温めてあるので、器に注いで麺を入れれば出せる段取りになっています。
中華麺のえきそばもあると聞きました。
あります。和風のつゆに中華麺を合わせる土地があり、そばと名がついていてもそば粉を使っていないことがあります。土地ごとの成り立ちの違いですよ。
家で作るときの麺は何がいいですか。
ゆで時間の短いゆでそばが向きます。乾麺だと湯を切る間につゆが冷めやすいので、つゆを熱くしておくのを忘れないでください。