あんかけスパゲッティ|旅先の味と家での楽しみ方
あんかけスパゲッティは、太めの麺にとろみのある濃い味のソースをかけた、名古屋でなじみのある一皿です。あんかけスパゲッティの特徴と食べ方、家での近づけ方をまとめました。
店先のやりとり
常連さん
家のスパゲッティでも作れますか。
店主
太めの麺を選んで、長めにゆでて炒めてみてください。それだけでずいぶん近づきますよ。
店主のひとことゆでてから炒める。ここを省くと別物になります。
どんな味か
あんかけスパゲッティは、2mmを超える太めの麺を一度ゆでてから油で炒め、こしょうの効いたとろみのあるソースをかけたものです。名古屋の喫茶店や食堂で親しまれてきました。具は炒めた野菜やソーセージ、揚げ物が中心です。
特徴
- 麺が太く、もちっとしています。ゆでてから炒めるので、表面が香ばしくなります。
- ソースにとろみがあり、麺にしっかりからみます。黒こしょうがよく効いています。
- 具の組み合わせで名前が変わります。野菜と揚げ物を両方のせる形もあります。
食べ方・楽しみ方
- 熱いうちにいただきます。とろみがあるので冷めにくく、最後まで温かいままです。
- 粉チーズや辛みのある調味料を、途中で足して味を変える方が多いです。
- 量が多めなので、迷ったら少ない盛りから頼んでみてください。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、太めのスパゲッティを表示より1分長くゆでて、油で炒めてから、とろみを付けたソースをかけます。ソースはトマトの水煮とだし、こしょうを合わせ、水溶き片栗粉でとろみを付けるだけで形になります。ナポリタン、鉄板スパゲッティ、ミートソースも同じ太麺で作れますよ。
由来
洋食の技法を喫茶店の一皿に取り入れる形で、名古屋の店から広まったとされています。とろみを付けることで冷めにくく、忙しい昼時に向いた料理として定着しました。
よく聞かれること
麺は何ミリを選べばよいですか。
2.2mm前後の太めが向きます。手に入らなければ1.9mmを表示より1分長くゆでてください。太いほど、とろみのあるソースに負けません。
ソースのとろみはどう付けますか。
水溶き片栗粉を使います。片栗粉小さじ2を同量の水で溶き、煮立ったソースに回し入れて30秒煮てください。よく混ぜないとだまになります。
具は何を合わせますか。
玉ねぎ、ピーマン、ソーセージが定番です。えびフライやとんかつをのせる形もあります。肉と魚の揚げ物は、中心まで火を通してからのせてください。