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鶏肉のタンパク質の豆知識|知っておきたい基本

鶏肉のタンパク質について、部位ごとの違いと調理での変化をまとめました。むね、もも、ささみで数字が変わります。火の通し方の話もありますよ。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

むね肉ともも肉、どちらがたんぱく質が多いんですか。

店主

むね肉のほうが多いですよ。皮を外すとさらに上がります。もも肉は脂が多いぶん下がります。

店主のひとことむね肉は沸かさず余熱で。固くならずに中まで通ります。

まず知っておくこと

鶏肉はたんぱく質を多く含む食材です。部位によって量が変わり、脂の少ないささみやむね肉のほうが、同じ重さあたりのたんぱく質は多くなります。皮を外すとさらに脂が減り、たんぱく質の割合が上がります。加熱すると水分が抜けて重さが減るため、生の状態と焼いたあとでは、同じ一切れでも数字の見え方が変わります。

要点

  • ささみ100gあたりのたんぱく質はおよそ23〜24gが目安です。
  • 皮なしのむね肉はおよそ22〜23g、皮つきだと脂の分だけ割合が下がります。
  • もも肉は皮なしでおよそ19g、皮つきでおよそ17gが目安になります。
  • 加熱すると水分が抜けて重さが二割ほど減るため、同じ量でも数字が変わって見えます。
  • 数字はあくまで目安です。個体差と部位の取り方で前後します。

具体的な例

  • ささみ2本(約100g):たんぱく質およそ23gが目安。
  • 皮なしむね肉の一口大6切れ(約100g):およそ22g。
  • もも肉の唐揚げ3個(肉正味約80g):およそ15g前後。
  • 蒸し鶏を冷やしてサラダに:脂が固まるので、外すと軽くなります。
  • 鶏がらのスープ:骨のだしなので、肉ほどのたんぱく質は入りません。

実践のコツ

  • むね肉は加熱しすぎると固くなります。ゆでるなら沸騰させず、火を止めて余熱で中心まで通します。
  • 中心まで白く変わり、肉汁が澄むまでが火の通った目安です。ピンク色が残る状態では食べません。
  • 下味に酒か塩水を使うと水分が残り、たんぱく質が固まっても食感が落ちにくくなります。

よく聞かれること

加熱するとたんぱく質は減りますか。

たんぱく質そのものが消えるわけではありません。水分が抜けて重さが減るので、同じ100gで比べると加熱後のほうが数字が高く出ます。一枚あたりで考えると大きくは変わりません。

皮は食べないほうがいいですか。

好みの問題です。皮には脂が多いので、脂を控えたいときは外します。外した皮はよく焼いて、刻んで薬味にするとむだになりませんよ。

加熱が足りないまま食べてはいけませんか。

鶏肉は中心まで火を通してください。ピンク色が残る状態や、肉汁が濁っている状態では食べません。厚い部分は切って色を確かめるのが確実です。