生姜の栄養の豆知識|知っておきたい基本
生姜の栄養について、含まれる成分と量の目安をまとめました。生姜は水分が多く、一度に使う量が少ない食材です。買い方と使い方の話も添えて、正直なところをお話しします。
店先のやりとり
常連さん
生姜は栄養のために食べるものですか。
店主
うちでは香りと辛みのための薬味と考えています。量も少ないですから、まずおいしさ優先で十分ですよ。
店主のひとこと皮はスプーンでこそげる。香りが残ります。
まず知っておくこと
生姜は、香りと辛みを持つ根茎です。水分が9割ほどを占め、100gあたりのエネルギーは30kcal前後が目安とされています。カリウムやマグネシウムなどのミネラル、食物繊維を含みます。ただし一度に使う量は5gから10g程度ですので、栄養を数字で考えるより、香りと辛みを料理に生かす食材と見るほうが実際に合っています。
要点
- 水分が多く、100gあたりのエネルギーは30kcal前後が目安です。
- カリウム、マグネシウム、食物繊維を含みます。
- 一度に使う量は、すりおろしで小さじ1(5g前後)が目安です。
- 香りの成分は皮の近くに多いとされます。皮はこそげる程度にすると無駄がありません。
- 加熱すると辛みの感じ方が変わります。生のすりおろしと煮たものでは風味が違います。
- 乾かした生姜は水分が抜けるため、同じ重さで比べると成分が濃くなります。
具体的な例
- 豚の生姜焼き
- 煮魚の臭み消し
- しょうがご飯
- みそ汁の薬味
- 甘酢漬け
- すりおろしを入れた温かい飲み物
実践のコツ
- 皮はスプーンでこそげます。包丁でむくより無駄が少なく、香りも残ります。
- 使い切れないときは、すりおろして小分けにし、冷凍してください。1か月が目安です。
- 香りを立てたいときは料理の最後に、辛みを穏やかにしたいときは最初に入れます。
よく聞かれること
生と加熱では成分が変わりますか。
辛みと香りの成分は、加熱で変化することが知られています。ただし家庭で量るものではありませんので、生は薬味に、加熱は煮物や炒めものにと、使い分けで考えるのが実際的です。
1日にどのくらい使えばよいですか。
決まった目安はありません。料理に使う量として、すりおろしで小さじ1程度が普通です。胃腸の具合に不安のある方は、量を控えてください。
皮はむいたほうがよいですか。
香りの成分は皮の近くに多いとされますので、こそげる程度で十分です。土がついている部分や、傷んだところだけ落としてください。