ピーマンの栄養の豆知識|知っておきたい基本
ピーマンの栄養について、台所で使える話にしぼってまとめました。何が含まれるか、加熱や切り方で変わること、苦みとのつき合い方まで、店先で話す程度にご案内します。
店先のやりとり
常連さん
子どもが苦いと言って食べません。
店主
縦に細く切って、油で炒めてみてください。赤や黄色のものに替えるのも手ですよ。
店主のひとこと縦に切って、油で炒める。苦みが落ち着きます。
まず知っておくこと
ピーマンはビタミンCやビタミンE、食物繊維を含む夏の野菜です。ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱い成分ですが、この野菜は果肉が厚いぶん、炒め物でも比較的残りやすいと言われます。赤や黄色に熟したものは、緑のものより甘みが強く、含まれる成分も少し変わります。必要な量や取り方は人によって違いますので、気になる方は公的な資料や専門の方に確かめてください。
要点
- ビタミンCを含みます。果肉が厚く、炒めても比較的残りやすいとされています。
- ビタミンEを含みます。油と一緒のほうが取り込みやすい性質です。
- 食物繊維を含みます。繊維に沿って縦に切ると、歯ごたえが残ります。
- 100gあたりのエネルギーは20kcal前後が目安で、水分の多い野菜です。
- 赤や黄色のものは完熟したもので、緑より甘く、苦みが穏やかです。
具体的な例
- ピーマンの肉詰め
- 青椒肉絲
- ピーマンとじゃこの炒め物
- 焼きピーマン
- ピーマンのきんぴら
- チンジャオ風の細切り炒め
実践のコツ
- 油で炒めると苦みが穏やかになります。うちでは中火で2分が目安です。
- 縦に切ると繊維が残って苦みを感じにくく、横に切ると香りが立ちます。
- 種とわたは取りますが、白い部分を残しすぎないほうが口当たりがよくなります。
よく聞かれること
生で食べても大丈夫ですか。
食べられます。薄く切ってサラダに入れると歯ごたえが出ます。苦みが気になる方は、油の入ったドレッシングと合わせると食べやすくなります。
赤いものと緑のものは違いますか。
同じ野菜が熟したものです。赤いほうが甘く、苦みが少なくなります。含まれるものにも多少の差がありますが、使い方は同じで結構です。
種は食べられますか。
食べられますが、口に残るので取るのが普通です。わたごとスプーンでかき出すと早いです。取った種は捨ててかまいません。