294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム食の豆知識 › 春の野菜

春の野菜の豆知識|知っておきたい基本

春の野菜は、苦みと香りの立つものが多く並びます。どんなものが出回るか、店先での見分け方、下ごしらえと向く料理まで、うちの目線でまとめました。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

春の野菜って、苦いものが多いですよね。

店主

それが持ち味ですよ。油で炒めるか天ぷらにすると、苦みが角の取れた味になります。

店主のひとこと春の野菜は、その日に使う分だけ買うことです。

まず知っておくこと

春は、冬を越した野菜と芽吹いたばかりの野菜が一緒に並ぶ時期です。菜の花、たけのこ、新玉ねぎ、新じゃが、春キャベツ、そら豆などが代表になります。苦みや香りの強いものが多く、さっとゆでるか、油で炒めると食べやすくなります。日もちしないものが多いので、買った日か翌日までに使うのが目安です。

要点

  • 先に、その日に使う分だけ買うことです。春の野菜は日もちしません。
  • 菜の花やふきのとうは苦みが持ち味です。さっとゆでて和え物にします。
  • たけのこは掘ってから時間が経つほどえぐみが出ます。買った日にゆでてください。
  • 新玉ねぎと新じゃがは水分が多く、皮が薄いのが特徴です。
  • 春キャベツは葉がやわらかく巻きがゆるいので、生でも炒めても向きます。
  • そら豆やさやえんどうは、さやから出すと味が落ちます。使う直前に出してください。

具体的な例

  • 菜の花
  • たけのこ
  • 新玉ねぎ
  • 春キャベツ
  • そら豆
  • アスパラガス

実践のコツ

  • 苦みのある野菜は、油と合わせると角が取れます。天ぷらか炒め物が向きます。
  • 新玉ねぎと新じゃがは、皮が薄い分いたみやすいです。冷蔵庫で1週間が目安です。
  • ゆでるときは湯を多めに。短時間で上げて、すぐ冷ますと色が残ります。

よく聞かれること

苦みを抑えるにはどうしますか。

湯に塩をひとつまみ入れてさっとゆで、すぐ冷水に取ります。それでも気になるときは、油で炒めるか天ぷらにしてください。油が苦みをやわらげます。

新玉ねぎは生で食べられますか。

薄く切ってそのままいただけます。水にさらすと甘みまで抜けますので、切ってから10分ほど空気にあてるくらいで十分です。

保存はどうしますか。

葉物は湿らせた紙で包んで立てて冷蔵、2日が目安です。新玉ねぎと新じゃがは1週間ほど。たけのこはゆでて水につけ、水を毎日替えてください。