294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム食の豆知識 › ゴーヤの栄養

ゴーヤの栄養の豆知識|知っておきたい基本

ゴーヤの栄養について、台所で知っておくと役に立つところをまとめました。何が含まれるか、苦みの扱い方、下ごしらえで変わることまで、店先で話す程度にお話しします。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

苦くて子どもが食べません。

店主

わたを白いところまで取って、薄切りにしてください。卵と豆腐を合わせると、ぐっと食べやすくなりますよ。

店主のひとことわたを取って、薄く切る。苦みはそれで半分です。

まず知っておくこと

ゴーヤはにがうりとも呼ばれ、ビタミンCやカリウム、食物繊維を含む夏の野菜です。ビタミンCは水に溶けやすい性質がありますが、この野菜は加熱しても比較的残りやすいと言われます。苦みは皮の緑の部分と、わたに近いところに強く出ます。必要な量や取り方は人によって違いますので、気になる方は公的な資料や専門の方に確かめてください。

要点

  • ビタミンCを含みます。炒め物でも比較的残りやすいとされています。
  • カリウムを含みます。汁ごと食べる料理だと無駄が出ません。
  • 食物繊維を含みます。薄く切るほど口当たりがやわらかくなります。
  • 100gあたりのエネルギーは15kcal前後が目安で、水分の多い野菜です。
  • 苦みの成分は、わたに近い部分と皮の緑に多く出ます。

具体的な例

  • ゴーヤチャンプルー
  • ゴーヤの佃煮
  • ゴーヤの天ぷら
  • ゴーヤと豆腐の炒め物
  • ゴーヤのおひたし
  • ゴーヤの卵とじ

実践のコツ

  • わたを白いところまでしっかり取ると、苦みがだいぶ落ち着きます。
  • 塩をふって10分置き、出た水をふいてから使うのがうちのやり方です。
  • 油と一緒に炒めると、苦みが角のないものに変わります。豆腐や卵を合わせると食べやすいですよ。

よく聞かれること

ゆでこぼしたほうがよいですか。

苦みは減りますが、水に溶けるものも一緒に出ていきます。うちでは塩もみで済ませて、油と合わせて炒めるようにしています。

色が濃いものと薄いもの、どちらがよいですか。

濃い緑のほうが苦みは強く出ます。苦手な方は、色の薄いものやいぼの大きいものを選ぶと食べやすくなります。

卵と合わせる理由は何ですか。

油と卵が苦みを包んでくれるので、口当たりが穏やかになります。豆腐を足すと量も増えて、一皿で食べごたえが出ますよ。