294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム食の豆知識 › 大豆の栄養

大豆の栄養の豆知識|知っておきたい基本

大豆の栄養について、店先でよく聞かれることをまとめました。何を含むのか、加工品でどう変わるのか、家での取り入れ方までを、豆腐屋の目線でお話しします。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

大豆は体にいいと聞きますが。

店主

たんぱく質を含む豆ですよ。特別なものというより、毎日の一品として続けるのが向いています。

店主のひとこと豆は特別な食べ物ではなく、毎日の一品です。

まず知っておくこと

大豆はたんぱく質と脂質、食物繊維を含む豆です。水に浸してから加熱して食べるのが基本で、煮る、すりつぶす、発酵させると、加工の幅が広いのが特徴です。豆腐や納豆、みそ、しょうゆ、油揚げは、どれも大豆から作られます。加工の仕方で水分や脂の量が変わるため、同じ大豆でも含まれるものの割合は変わります。

要点

  • たんぱく質を多く含みます。乾いた状態で100gあたり30g台が目安です。
  • 脂質も含みます。大豆から油を搾ることもあります。
  • 食物繊維を含みます。豆の形のまま食べるほうが多く取れます。
  • 加工して水分が増えると、同じ重さあたりの数字は下がります。豆腐がその例です。
  • 生の大豆は食べません。水に浸してから、しっかり加熱してください。
  • カルシウムや鉄も含みます。豆腐は固める材料によって数字が変わります。

具体的な例

  • 豆腐
  • 納豆
  • 油揚げ
  • みそ
  • しょうゆ
  • 枝豆

実践のコツ

  • 乾いた豆は一晩水に浸してから、弱火で1時間ほど煮てください。
  • 毎日少しずつなら豆腐や納豆が続けやすいです。うちでは一丁を二日に分けます。
  • 豆の煮汁は捨てずに、みそ汁や煮物に使えます。

よく聞かれること

豆腐と納豆では違いますか。

もとは同じ大豆ですが、水分と作り方が違います。豆腐は水分が多く、納豆は豆の形のまま発酵させます。含まれるものの割合も変わります。

枝豆も大豆ですか。

若いうちに収穫した大豆が枝豆です。熟して乾かしたものが、いわゆる大豆になります。どちらもしっかり加熱してから食べてください。

一日にどれくらい食べればよいですか。

決まりはありません。うちでは豆腐なら半丁、納豆なら一パックを目安にしています。ほかの食事との兼ね合いで加減してください。