天ぷらの献立の献立帖|組み合わせと段取り
天ぷらの献立の組み方をまとめました。揚げ物が主役の日は、周りをどう軽くするか。合わせやすい副菜と汁物、一例の献立までお話しします。
店先のやりとり
常連さん
天ぷらの日は、ほかに何を作ればよいですか。
店主
酢の物と汁物、それだけで十分ですよ。品数を増やすより、揚げたてを出すほうが喜ばれます。
店主のひとこと副菜は先に。揚げ物はいちばん最後です。
考え方
天ぷらは、衣が油を吸う分だけ重くなる料理です。周りは酢の物と澄ました汁でそろえると、最後まで箸が進みますよ。先に副菜を作ってから揚げ始めるのが、うちの段取りです。
献立の例
| 主菜 | 野菜とえびの天ぷら |
|---|---|
| 副菜 | きゅうりとわかめの酢の物 |
| 汁物 | なめこのみそ汁 |
料理のアイデア
- きゅうりとわかめの酢の物
- ほうれん草のおひたし
- 冷ややっこ
- 大根おろしを添えた小鉢
- なめこのみそ汁
- すまし汁
- ひじきの煮物
- 白菜の浅漬け
- 青菜のごまあえ
- とろろご飯
- そばを少量添える
段取りのコツ
- 副菜は先に作って冷やしておきます。天ぷらは揚げたてを出したいので、最後に回してください。
- 酸味のある小鉢を必ず一つ。油の重さがやわらぎます。
- 汁物はとろみのないものにします。天つゆと味が重なりません。
- 大根おろしを多めに用意してください。つゆに入れても、そのまま添えても使えます。
よく聞かれること
ご飯とそば、どちらを合わせますか。
どちらでも合います。ご飯なら天つゆで食べる形、そばなら天ぷらを添える形です。両方出すと多くなりますから、一つに決めてください。
残った天ぷらはどうしますか。
翌日に天丼か、煮浸しにすると無駄がありません。トースターで3分温めると衣が立ち上がります。冷蔵で翌日までが目安です。
揚げ物が重く感じます。
衣を薄くして、揚げたあと網に立てて油を切ってください。副菜に酢の物と大根おろしを入れると、ずいぶん軽くなります。