唐揚げ弁当の献立帖|組み合わせと段取り
唐揚げ弁当は、冷めてもおいしく食べられるかどうかで出来が決まります。揚げ方と詰め方、合わせる副菜の選び方を、前の晩の下ごしらえから朝の詰め方までご案内します。
店先のやりとり
常連さん
冷めるとべたついてしまいます
店主
二度揚げして、必ず粗熱を取ってから詰めてください。それだけでずいぶん違いますよ。
店主のひとこと下味は前の晩に。朝は揚げるだけにしておきます。
考え方
唐揚げ弁当は、鶏の唐揚げを主菜にした持ち運びの食事です。揚げたてを食べる料理を冷まして持って行きますので、衣と下味、そして水気の扱いを少し変えると、昼にちょうどよく仕上がります。
献立の例
| 主菜 | 鶏もも肉の唐揚げ4個(中心まで火を通し、粗熱を取ってから詰める) |
|---|---|
| 副菜 | きんぴらごぼう、ほうれん草のごまあえ、ミニトマト |
| 汁物 | わかめと豆腐の味噌汁(保温容器に入れて別に持つ) |
料理のアイデア
- 鶏もも肉の唐揚げ(中心まで火を通す)
- 鶏むね肉の唐揚げ(下味に酒を加えて柔らかく)
- しょうが醤油の唐揚げ
- 塩麹の唐揚げ
- 竜田揚げ
- きんぴらごぼう
- ほうれん草のごまあえ
- だし巻き卵(中心まで火を通す)
- ブロッコリーの塩ゆで
- にんじんのラペ
- ひじきの煮物
- きゅうりの浅漬け
段取りのコツ
- 揚げるのは朝、下味は前の晩が段取りの基本です。もみ込んで冷蔵庫に入れておけば、朝は粉をつけて揚げるだけで済みます。
- 二度揚げすると冷めても衣が戻りません。170度で3分、取り出して3分休ませ、190度で1分が目安です。
- 詰める前に必ず粗熱を取ります。温かいまま蓋をすると水滴がついて、衣がべたつき、傷みも早くなります。
- 副菜は汁気のないものを二品。ごまあえときんぴらのように、味の濃さと色が違うものを選ぶと見た目も落ち着きます。
よく聞かれること
前の晩に揚げておいてもいいですか
できます。冷蔵しておき、朝にトースターで3分温めて、また冷ましてから詰めてください。衣が戻り、水気も飛びます。
むね肉だと固くなります
そぎ切りにして、酒大さじ1と塩を下味に入れてください。揚げ時間は3分までにすると、しっとり仕上がります。
揚げ物の油はねが心配です
肉の水気を紙で拭いてから粉をつけてください。鍋に一度に入れず、半分ずつ揚げると温度も下がらず、はねも減ります。