弁当の献立帖|組み合わせと段取り
弁当は、朝の短い時間で詰めるものです。ここでは詰める順番と冷ますこつ、汁気の切り方、それから前の晩に仕込めるおかずの作り方をまとめました。うちでも毎朝、同じ形で詰めています。
店先のやりとり
常連さん
朝が忙しくて、弁当まで手が回りません。
店主
前の晩に下味と切り物だけ済ませてください。朝は焼いて詰めるだけ。十五分で形になりますよ。
店主のひとこと冷ましてからふた。これだけで傷みにくくなります。
考え方
弁当は、持ち運んで食べる一食を箱に詰めたものです。先にご飯を広げて冷ましておくと、詰めるときに手が止まりませんよ。
献立の例
| 主菜 | 鶏のから揚げ |
|---|---|
| 副菜 | 卵焼きとブロッコリー、きんぴらごぼう |
| 汁物 | みそ汁を別の容器に |
料理のアイデア
- 鶏のから揚げとご飯
- 生姜焼きとキャベツ
- 焼き鮭とのり弁
- そぼろ二色丼
- 卵焼きと青菜のおひたし
- ひじきの煮物と厚揚げ
- きんぴらごぼうと豆腐ハンバーグ
- 肉じゃがの詰め合わせ
- おにぎり二つと漬物
- 焼きそば弁当
- 野菜の肉巻き
- 炊き込みご飯の弁当
段取りのコツ
- おかずは必ず冷ましてからふたをします。温かいまま閉じると水気がたまります。
- ご飯を先に詰めて、その上に平らなおかずを重ねると形が崩れません。
- 煮物は汁をよく切ります。かつお節をまぶすと汁気を吸ってくれますよ。
- 前の晩に肉へ下味をつけ、野菜を切っておくと、朝は焼くだけになります。
よく聞かれること
暑い時期に気をつけることは。
汁気を切って、しっかり冷ましてから詰めてください。保冷剤を上にのせて持ち歩くと安心です。肉、魚、卵は中心まで火が通っているか必ず確かめます。
すき間がうまく埋まりません。
ゆでた青菜、ミニトマト、漬物のどれか一つを常に用意しておくと便利です。うちでは切っただけの厚揚げを焼いて、すき間に入れています。
前の日に詰めておいてもよいですか。
おすすめはしません。どうしてもという日は、しっかり冷まして冷蔵庫へ入れ、朝に一度中心まで温め直してから冷まして持たせてください。