294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
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弁当の献立帖|組み合わせと段取り

弁当は、朝の短い時間で詰めるものです。ここでは詰める順番と冷ますこつ、汁気の切り方、それから前の晩に仕込めるおかずの作り方をまとめました。うちでも毎朝、同じ形で詰めています。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

朝が忙しくて、弁当まで手が回りません。

店主

前の晩に下味と切り物だけ済ませてください。朝は焼いて詰めるだけ。十五分で形になりますよ。

店主のひとこと冷ましてからふた。これだけで傷みにくくなります。

考え方

弁当は、持ち運んで食べる一食を箱に詰めたものです。先にご飯を広げて冷ましておくと、詰めるときに手が止まりませんよ。

献立の例

主菜鶏のから揚げ
副菜卵焼きとブロッコリー、きんぴらごぼう
汁物みそ汁を別の容器に

料理のアイデア

  • 鶏のから揚げとご飯
  • 生姜焼きとキャベツ
  • 焼き鮭とのり弁
  • そぼろ二色丼
  • 卵焼きと青菜のおひたし
  • ひじきの煮物と厚揚げ
  • きんぴらごぼうと豆腐ハンバーグ
  • 肉じゃがの詰め合わせ
  • おにぎり二つと漬物
  • 焼きそば弁当
  • 野菜の肉巻き
  • 炊き込みご飯の弁当

段取りのコツ

  • おかずは必ず冷ましてからふたをします。温かいまま閉じると水気がたまります。
  • ご飯を先に詰めて、その上に平らなおかずを重ねると形が崩れません。
  • 煮物は汁をよく切ります。かつお節をまぶすと汁気を吸ってくれますよ。
  • 前の晩に肉へ下味をつけ、野菜を切っておくと、朝は焼くだけになります。

よく聞かれること

暑い時期に気をつけることは。

汁気を切って、しっかり冷ましてから詰めてください。保冷剤を上にのせて持ち歩くと安心です。肉、魚、卵は中心まで火が通っているか必ず確かめます。

すき間がうまく埋まりません。

ゆでた青菜、ミニトマト、漬物のどれか一つを常に用意しておくと便利です。うちでは切っただけの厚揚げを焼いて、すき間に入れています。

前の日に詰めておいてもよいですか。

おすすめはしません。どうしてもという日は、しっかり冷まして冷蔵庫へ入れ、朝に一度中心まで温め直してから冷まして持たせてください。