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花見弁当の献立帖|組み合わせと段取り

花見弁当は、外で広げて分け合う春の弁当です。詰めるおかずの選び方、傷ませないための段取り、持ち運びの目安まで、店先の目線でまとめました。献立の例も添えます。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

前の日に全部作っておいてもよいですか。

店主

煮物までにしてください。揚げ物と卵は当日の朝に。冷ましてから詰めるのが決まりですよ。

店主のひとこと冷ましてから詰める。ここを外さないでください。

考え方

花見弁当は、桜の下で広げることを前提にした弁当のことです。取り分けやすく、冷めてもおいしいおかずが中心になります。まず持ち運びの時間を決めてください。それによって詰めるものが変わります。

献立の例

主菜鶏のから揚げ
副菜厚焼き卵ときんぴらごぼう
汁物水筒に入れた温かいすまし汁

料理のアイデア

  • おにぎり
  • いなり寿司
  • のり巻き
  • 鶏のから揚げ
  • 厚焼き卵
  • 焼き鮭
  • きんぴらごぼう
  • ひじきの煮物
  • 小さめのハンバーグ
  • 季節の野菜の甘酢漬け
  • ゆでたブロッコリー
  • いちごやぶどうなどの果物

段取りのコツ

  • 肉、魚、卵は中心までしっかり加熱します。そのうえで完全に冷ましてから詰めてください。
  • 汁気は必ず切ります。煮物はざるで5分置いてから詰めると、味が移りません。
  • 保冷剤を入れ、日陰に置きます。春でも日なたは温まりますので、上着をかけておくと安心です。
  • 作るのは前の晩と当日の朝に分けます。前の晩に煮物、朝に揚げ物と卵。これで慌てません。

よく聞かれること

何時間くらい持ちますか。

作ってから食べるまで、春でも4時間を目安にしてください。気温が20度を超える日は、保冷剤を二つ入れて3時間までと考えたほうが安心です。

汁気の多いおかずはどうしますか。

ざるで5分置いて汁を切り、鰹節やすりごまを混ぜると水気を吸ってくれます。それでも心配なときは、小さい容器に分けて詰めてください。

人数が多いときの量の目安は。

おにぎりは一人二個、おかずは一人あたり四種を少しずつが目安です。取り分けやすいよう、大きい容器に詰めて、取り箸を人数分用意しておくと困りません。