土鍋炊飯器|選び方と長持ちさせる手入れ
土鍋炊飯器は、土の釜でご飯を炊く道具です。火にかける形と電気の形があります。違いと選び方、火加減、それから毎日続けるための手入れをまとめました。
店先のやりとり
常連さん
毎日使うには重くないですか。
店主
三合用なら片手で持てますよ。出し入れが面倒にならない置き場所を、先に決めてください。
店主のひとこと熱いうちに水をかけない。それだけで長くもちます。
どんな道具か
土の釜で米を炊く道具です。火にかける形と電気の形があり、どちらもゆっくり温まってゆっくり冷めるので、おこげと甘みが出やすくなります。
種類と違い
- 二重ぶたの土鍋。吹きこぼれにくく、火にかける形の定番です。
- 一重ぶたの土鍋。軽くて扱いやすく、少ない量を炊くのに向きます。
- 電気の土鍋釜。火加減を機械が見てくれるので、目を離せます。
- こんろに合わせた厚手の土鍋。強い火で短い時間に炊き上がります。
- 一合用の小さい土鍋。そのまま食卓に出せて、一人分に向きます。
選び方
- ふだん炊く量に合わせます。三合炊くなら三合用で十分です。大きすぎると水加減が難しくなります。
- ふたの重さを持って確かめます。重いふたは吹きこぼれにくいです。
- 持ち手の大きさを見ます。ぬれた布でつかむので、指が入る形が安心です。
- 置き場所を先に決めます。重いので、出し入れが面倒だと使わなくなります。
使い方と手入れ
使い方
- 米を洗って30分浸けます。夏は20分、冬は40分が目安です。
- 中火で10分ほど。吹いてきたら弱火にして10分炊きます。
- 火を止めて10分蒸らし、底から返してほぐします。
手入れ
- 使ったらすぐ洗わず、冷めてから洗います。熱いうちの水は割れのもとです。
- 洗ったらよく乾かします。ふせずに、口を上にして風を通してください。
- こげは水を張って一晩置くと木べらで取れます。金属のたわしは使いません。
よく聞かれること
電気と火、どちらがよいですか。
毎日炊くなら電気が楽です。休みの日だけ楽しむなら火にかける形が向きます。おこげの付き方は、火にかけるほうがはっきり出ます。
吹きこぼれが心配です。
水加減を目盛りより少し控えめにして、吹いてきたらすぐ弱火にしてください。二重ぶたのものを選ぶと、さらに落ち着きます。
割れることはありますか。
空だきと、熱いうちの急な冷やしで割れます。火にかける前に外側の水気を拭き、洗うのは冷めてからにしてください。