焼き鳥の缶詰の買いもの帖|選び方と食べ方
焼き鳥の缶詰は、開けてすぐ食べられる常備のおかずです。味の系統と内容量の見方、それからご飯やおかずへの使い方まで、店先の目線でまとめました。買い置きの目安もお話しします。
店先のやりとり
常連さん
缶詰の汁は捨てたほうがよいですか。
店主
いいえ、捨てないでください。そこに味が入っていますから、ご飯を炊くときに一緒に使うと得ですよ。
店主のひとこと汁まで使う。これで一缶の値打ちが変わります。
どんなものか
焼き鳥の缶詰は、鶏肉を串から外して味付けし、缶に詰めて加熱したものです。中まで火が通った状態で詰めてありますので、そのままでも、温めても食べられます。
よく買われている種類
- たれ味のもの。甘辛い味が付いていて、ご飯に合わせやすいです。
- 塩味のもの。味が軽く、料理に足すときに使いやすいです。
- 柚子こしょうを効かせたもの。香りが強めで、酒の肴向きです。
- 炭で焼いた香りを付けたもの。香ばしさが残ります。
- 皮の多い部位が入ったもの。脂が出るので、汁ごと使うと味が出ます。
- 軟骨入りの粗びきタイプ。歯ごたえが楽しめます。
- 山椒を効かせたもの。後口がさっぱりします。
- 一人分の小さい缶。使い切れる量で、買い置きに向きます。
買うとき・食べるとき
選び方
- 内容量を見てください。65g前後が一人分、150g前後が二人分の目安です。
- 味の系統を先に決めます。ご飯に合わせるならたれ、料理に足すなら塩です。
- 原材料の欄で、鶏肉の部位と味付けを確かめます。書いてあるものは味が読めます。
食べ方・アレンジ
- 温かいご飯にのせ、刻んだねぎをかけます。それだけで一品になります。
- 卵とじにします。缶の汁ごと小鍋に入れて温め、溶き卵を回し入れて固まるまで火を通します。
- 米と一緒に炊き込みます。汁も入れて、水加減をその分減らしてください。
しまうとき
常温で保存できますが、開けたら缶から移して冷蔵し、翌日までに食べきってください。
よく聞かれること
そのまま食べても大丈夫ですか。
缶に詰めたあとに加熱してありますので、そのままでも食べられます。温めると脂がゆるんで、香りも立ちますよ。小鍋か電子レンジで温めてください。
どのくらい買い置きできますか。
缶に書かれた期限までが目安です。多くは1年以上先になっています。直射日光の当たらない涼しい場所に置いて、古いものから使ってください。
味が濃いと感じます。
豆腐や大根おろし、ゆでた野菜を合わせると落ち着きます。汁を半分だけ使って、残りは炊き込みご飯に回すのも一つの手です。