294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
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山形のだしの作り方|材料・手順・店主のコツ

山形のだしは、夏野菜を細かく刻んで混ぜるだけの小鉢です。レシピというほど手数はありませんが、切り方で口当たりが変わります。先に材料を同じ大きさに刻んでください。

調理時間の目安 20分分量 2人分難しさ かんたん

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

ご飯以外に何にかけますか。

店主

冷ややっこと、そうめんに合います。うちは豆腐にのせて出すことが多いですよ。

店主のひとこと刻む大きさをそろえる。味より先にそこです。

材料(2人分)

きゅうり 5mm角に刻みます2本(200g)
なす 刻んで水に5分さらします1本(80g)
みょうが 香りが強いので刻んでから量を見ます2個
青じそ 細かく刻みます5枚
オクラ ゆでてから刻みます3本
刻み昆布 ねばりの出る細切りのもの5g
しょうゆ 濃口で構いません大さじ2
みりん 角を取ります小さじ2
塩 オクラの下処理に使います少々

作り方

  1. 先になすを刻んで、水に5分さらしておきます。あくが抜けて、全体が黒くなりません。
  2. オクラは塩でこすり、熱湯で1分ゆでて冷水に取ります。短くゆでると、色と歯ざわりが残ります。
  3. きゅうり、なす、みょうが、青じそ、オクラを5mm角に刻みます。大きさをそろえると、口当たりがそろいます。
  4. 刻み昆布としょうゆ、みりんを混ぜ、10分置いてねばりを出します。先に昆布をもどしておくと、全体がまとまります。
  5. 刻んだ野菜と合わせ、冷蔵庫で30分冷やします。冷やすと味が落ち着き、ご飯にのせやすくなります。

店主のコツ

  • 買い物:きゅうりは太すぎないものを。種が大きいと水っぽくなります。
  • 火加減:火を使うのはオクラをゆでる1分だけです。長くゆでないでください。
  • 味の調整:しょうゆは半分だけ先に入れ、冷やしたあとに味を見て足すと濃くなりません。

しまうとき・作り置き

冷蔵冷蔵で2日が目安です。日がたつと水が出るので、軽く混ぜてから使ってください。
冷凍冷凍は向きません。野菜の歯ざわりがなくなります。
温め直し冷たいまま食べるものです。温めません。

味を変えてみる

  • 長いもを刻んで加えると、ねばりが増します。
  • 大葉を増やすと香りが立ち、そうめんによく合います。
  • しょうがのみじん切りを小さじ1足すと、後味がすっきりします。

夏野菜は水分が多く、昆布は食物繊維を含みます。

よく聞かれること

刻み昆布がないときは。

とろろ昆布を少しちぎって混ぜても、近いねばりが出ます。ねばりなしでも、細かく刻んだ野菜の小鉢としておいしく食べられます。

水っぽくなってしまいます。

きゅうりに塩を少しふって10分置き、軽く絞ってから混ぜてください。汁気が減って、味もぼやけなくなります。

日もちはどのくらいですか。

冷蔵で2日が目安です。生の野菜なので早めに食べきってください。取り分けは清潔な箸でお願いします。