手羽元のさっぱり煮の作り方|材料・手順・店主のコツ
手羽元のさっぱり煮は、酢としょうゆで煮て、骨から身が外れるほどやわらかく仕上げる煮物です。この手羽元のさっぱり煮の作り方は、焼き目をつけてから煮る手順にまとめました。
調理時間の目安 40分分量 2人分難しさ かんたん
店先のやりとり
常連さん
酢を百ミリリットルも入れて、酸っぱくならないかね。
店主
なりませんよ。煮立てると酸味はとんで、身をやわらかくする働きだけが残ります。うちでもこの量です。
店主のひとこと卵は後から。十分たってから入れてください。
材料(2人分)
| 鶏手羽元 骨に沿って一本切り込みを入れます | 6本(400g) |
|---|---|
| ゆで卵 先にかたゆでにして殻をむいておきます | 2個 |
| 酢 煮ると酸味はとびます | 100ml |
| しょうゆ 濃口 | 大さじ3 |
| みりん つやが出ます | 大さじ2 |
| 砂糖 角を取ります | 大さじ1 |
| 水 材料がひたひたになる程度 | 150ml |
| しょうが 薄切り | 1かけ |
| サラダ油 焼き目をつける用 | 小さじ1 |
作り方
- 先に卵をかたゆでにして殻をむいておきます。煮る間に用意すると慌てます。水から入れて沸いて十二分。すぐ冷水に取るとむきやすくなります。
- 手羽元の骨に沿って切り込みを一本入れ、油を熱したフライパンで中火三分、表面に焼き目をつけます。切り込みで火の通りが早くなり、味も入ります。
- 酢、しょうゆ、みりん、砂糖、水、しょうがを加えて中火で煮立てます。煮立てると酢の角がとび、香りだけが残ります。
- 落としぶたをして弱火で二十分、途中で一度返しながら煮ます。ゆで卵は十分たったら加えます。卵を最初から入れると、固くなって味が入りすぎます。
- ふたを取って中火で五分、煮汁を半分まで煮詰めながらからめます。煮汁が煮詰まって、木べらで鍋底が見えるくらいが止めどきです。
- 骨のきわを切って、中心まで火が通っているか確かめてから器に盛ります。骨に近いところが最後に火が通ります。赤みがあれば五分追加してください。
店主のコツ
- 買い物:手羽元は大きさのそろったものを。大小混ざると火の通りに差が出て、小さいものが煮くずれます。
- 火加減:煮立てたら弱火で二十分。ぐらぐら煮ると身が縮んで、骨から外れにくくなります。
- 味の調整:酢は多いと感じても百ミリリットル。煮れば酸味はとび、やわらかさだけが残りますよ。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 煮汁ごと冷蔵3日。味がなじんで翌日のほうがおいしいです。 |
|---|---|
| 冷凍 | 煮汁ごと小分けで冷凍3週間。 |
| 温め直し | 鍋で弱火5分、または電子レンジ600Wで2分半。 |
味を変えてみる
- 大根を乱切りにして一緒に煮ると、汁を吸って主菜になります。
- にんにくを二かけ加えると、こくが出ます。
- 仕上げに黒こしょうを挽くと、味が締まります。
よく聞かれること
手羽先や手羽中でもできますか。
できます。手羽先は火の通りが早いので、煮る時間を十五分に短くしてください。骨のきわを切って、赤みがないか確かめるのは同じです。
酢の代わりになるものはありますか。
レモン汁や梅干し二個でも、やわらかく仕上がります。梅干しを使うときは塩気があるので、しょうゆを大さじ2に減らしてください。
圧力鍋で作れますか。
作れます。焼き目をつけてから調味料と一緒に入れ、加圧八分、自然に圧が下がるまで待ちます。そのあとふたを取って煮汁を煮詰めてください。