塩パンの作り方|材料・手順・店主のコツ
塩パンは、生地にバターを巻き込み、上に粗塩をふって焼くパンです。うちでは生地を冷やしてから巻きます。バターがしみ出る底の香ばしさが持ち味の、塩パンのレシピと作り方です。
調理時間の目安 180分分量 2人分難しさ 手間あり
店先のやりとり
常連さん
焼いたらバターが全部流れ出ました。
店主
それでいいんですよ。底にたまって香ばしく焼けるのが塩パンです。天板に紙を敷いておくと後片づけが楽です。
店主のひとこと巻き込むバターは冷やしてから。溶けずに巻けます。
材料(2人分)
| 強力粉 | 200g |
|---|---|
| 砂糖 | 15g |
| 塩 生地用 | 3g |
| ドライイースト | 3g |
| 水 人肌に温めます | 120ml |
| 無塩バター 生地に練り込む分 | 20g |
| 有塩バター 巻き込む分。棒状に切ります | 40g |
| 粗塩 焼く前にふります | 少々 |
作り方
- 先に巻き込むバターを八等分の棒状に切り、冷凍庫で三十分冷やしておきます。冷たいままだと、巻くときに溶け出しません。
- 粉、砂糖、塩、イーストを混ぜ、水を加えて十分こねます。練り込むバターを足してさらに五分。バターは先に入れるとまとまりません。あとからです。
- ボウルに入れてラップをし、三十度前後で六十分おきます。二倍になれば十分です。指で押してくぼみが戻らなければ、発酵できています。
- 八等分して丸め、十分休ませます。三角にのばし、太い側にバターをのせて巻きます。巻き終わりを下にすると、焼いても開きません。
- 天板に並べ、三十分おいて一回り大きくします。表面に霧を吹き、粗塩をふります。塩は焼く直前に。先にふると溶けてしまいます。
- 二百度に温めた天板で十五分焼きます。底が濃いきつね色になれば焼き上がりです。バターが底にしみ出て揚げ焼きのようになります。それが持ち味です。
店主のコツ
- 買い物:巻き込むバターは有塩が向きます。無塩しかなければ、粗塩を少し多めにふってください。
- 火加減:二百度で十五分が目安です。上が焦げそうならアルミ箔をかぶせます。
- 味の調整:粗塩はひとつまみを八個に分ける程度で十分です。多いとしょっぱくなります。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵は乾きます。常温で当日中に食べきってください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷めてから一つずつ包んで、二週間ほどもちます。 |
| 温め直し | 凍ったままアルミ箔に包み、百八十度で八分焼くと、底の香ばしさが戻ります。 |
味を変えてみる
- 生地にチーズを一緒に巻き込むと、こくが出ます。
- 粗塩のかわりに黒こしょうをふると、大人向けの味になります。
- 小さめの十二等分にすると、朝食に食べやすい大きさになります。
よく聞かれること
発酵の時間が読めません。
時間より見た目で判断してください。二倍にふくらみ、指で押してくぼみが戻らなければできています。寒い日は三十分ほど長くかかります。
こねるのが大変です。
十分こねたら五分休ませ、また五分こねると楽になります。生地は休ませると自然につながりますので、力任せにしなくて大丈夫です。