生米パンの作り方|材料・手順・店主のコツ
生米パンの作り方です。粉にせず、水に浸した米をそのまま撹拌して生地にします。二人分の分量と、浸す時間、焼き上がりの見分け方の目安をまとめました。
調理時間の目安 90分分量 2人分(1斤分)難しさ 手間あり
店先のやりとり
常連さん
ざらつきが残ってしまいます。
店主
米の浸しか、撹拌の時間が足りないのだと思います。指でこすって確かめてから型に流してください。
店主のひとこと米は前の晩から浸す。ここが分かれ目です。
材料(2人分(1斤分))
| 米 うるち米を使います。洗って2時間以上浸します。 | 200g |
|---|---|
| 水 撹拌に使います。冷たい水のほうが機械に優しいです。 | 180ml |
| 砂糖 発酵を助けます。減らしすぎると膨らみません。 | 20g |
| 植物油 生地がしっとりします。くせのない油を。 | 大さじ1 |
| 塩 味を締めます。イーストと直接触れないように入れます。 | 小さじ1/2 |
| ドライイースト 封を開けたら冷蔵し、早めに使いきります。 | 3g |
| ぬるま湯 40度くらい。イーストを溶かすのに使います。 | 50ml |
作り方
- 先に米を洗い、水に2時間以上浸します。前の晩から冷蔵庫に入れておいても構いません。浸しが足りないと粒が残り、口の中でざらつきます。
- 水気をしっかり切り、水、砂糖、油、塩と一緒に3分撹拌してなめらかにします。指でこすってざらつきがなければ十分です。粒が残ればもう1分。
- ぬるま湯で溶いたイーストを加えて軽く混ぜ、油を塗った型に流します。イーストは熱い湯だと働きません。40度くらいが目安です。
- 35度くらいの場所に40分置き、1.5倍に膨らむまで待ちます。オーブンの発酵機能か、湯を張った容器の上に置くと安定します。
- 180度に温めたオーブンで30分焼きます。表面が濃く色づいたら取り出します。途中で開けると温度が下がり、しぼむことがあります。
- 竹串を刺して生の生地が付かなければ出来上がり。型から外して網で冷まします。冷めてから切ると、断面がつぶれません。
店主のコツ
- 買い物:米は普段食べているうるち米で十分です。イーストは小袋のものが使いきれます。
- 火加減:180度で30分。表面の色が薄いときは5分ずつ足して、中心まで焼きます。
- 味の調整:塩を小さじ1/2より減らすと、味がぼやけます。甘みは砂糖で調整してください。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵は固くなるので向きません。常温で当日中が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 切って1枚ずつ包み、冷凍で3週間。凍ったまま焼くと、しっとり戻ります。 |
| 温め直し | 霧を吹いてから、オーブントースターで3分。外が軽く、中がやわらかくなります。 |
味を変えてみる
- レーズンを50g混ぜて。水気を拭いてから加えると、生地がべたつきません。
- ごまを大さじ2混ぜて。香ばしさが出て、食事のパンになります。
- 型に流す前に刻んだ野菜を混ぜて。水分の少ないかぼちゃやにんじんが向きます。
よく聞かれること
米粉パンとどう違いますか。
米粉パンは粉から作りますが、生米パンは浸した米をそのまま撹拌して生地にします。粉を買わずに作れるのが持ち味で、もちっとした食感になりやすいです。
撹拌できる機械がないと作れませんか。
粒をなめらかにする必要がありますので、力のある撹拌機が要ります。手持ちの機械で粒が残るときは、水を少し足して回数を分けてください。
膨らまないのはなぜですか。
イーストが古いか、溶かす湯が熱すぎたことが多いです。湯は40度くらい、イーストは開封後に冷蔵して早めに使いきってください。発酵の場所の温度も確かめます。