生食パンの作り方|材料・手順・店主のコツ
生食パンの作り方です。焼かずにそのまま切って食べる、やわらかい食パンのこと。牛乳と生クリームで、耳までしっとり焼き上げる二人分の手順をまとめました。
調理時間の目安 180分分量 2人分(小さめ1斤)難しさ 手間あり
店先のやりとり
常連さん
焼かずに食べるパンは家でも作れますか。
店主
作れますよ。牛乳と生クリームを使うのがこつです。焼き上がりは必ず冷ましてから切ってください。
店主のひとこと冷ましてから切る。それだけで切り口がきれいです。
材料(2人分(小さめ1斤))
| 強力粉 たんぱく質の多いものを選ぶとふくらみやすいです。 | 250g |
|---|---|
| 牛乳 人肌(35度ほど)に温めておきます。 | 130g |
| 生クリーム 乳脂肪35%前後のもの。しっとりさせる役です。 | 40g |
| 砂糖 甘さと焼き色のもとになります。 | 20g(大さじ2弱) |
| はちみつ なければ砂糖を10g増やしてください。 | 10g(小さじ1と1/2) |
| 塩 省かないでください。味が締まります。 | 4g(小さじ3/4) |
| ドライイースト 買うときは日付を見ます。古いとふくらみません。 | 3g(小さじ1) |
| 無塩バター 室温に戻して指で押せるかたさに。 | 15g |
| サラダ油 型にぬる分です。 | 少々 |
作り方
- 先にバターを室温に戻し、型に薄く油をぬっておきます。牛乳は人肌に温めます。冷たい牛乳だと、イーストの働き出しが遅くなります。
- 粉、砂糖、はちみつ、塩、イーストをボウルで混ぜ、牛乳と生クリームを加えて5分こねます。塩とイーストは離して入れます。直接触れるとふくらみが鈍ります。
- バターを加えてさらに10分こねます。生地を広げて薄い膜になればこね上がりです。膜ができるまでこねると、切り口がきめ細かくなります。
- ぬれ布巾をかけ、30度前後の場所で60分ねかせます。二倍にふくらめば次へ進みます。冬はお湯を入れたコップを隣に置くと、その温度に近づきます。
- 三つに分けて丸め、15分休ませます。めん棒でのばして巻き、型に並べて40分ねかせます。休ませると生地が伸びやすくなり、形がそろいます。
- 190度に温めたオーブンで25分焼きます。焼けたら型から出し、網の上で完全に冷まします。熱いうちに切ると身がつぶれます。冷ましてから切ってください。
店主のコツ
- 買い物:イーストは日付の新しい小袋を選びます。開封済みの古いものはふくらみません。
- 火加減:190度で25分。表面が濃くなってきたらアルミ箔をかぶせて残りを焼きます。
- 味の調整:甘さが強いと感じたら砂糖を15gに。塩は4gのまま減らさないでください。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵はすすめません。パサつきます。常温で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1枚ずつ包んで冷凍で2週間。切ってから凍らせると使いやすいです。 |
| 温め直し | 凍ったままトースターで3〜4分。霧を軽く吹くと、しっとり戻ります。 |
味を変えてみる
- 牛乳の半分を水に替えると、軽い口当たりになります。
- 生地に干しぶどう50gを混ぜると、おやつ向きになります。
- 焼き上がりに薄く塩バターをぬると、食事のパンとしても合います。
よく聞かれること
生クリームがないときは。
牛乳150gと無塩バター25gに替えると近い口当たりになります。しっとり感は少し落ちますが、十分やわらかく焼けますよ。
ふくらみませんでした。
イーストが古いか、ねかせる場所が寒いかのどちらかが多いです。30度前後の場所で、二倍になるまで時間を延ばしてみてください。60分は目安です。
パン焼き器でも作れますか。
作れます。材料を同じ割合で入れ、食パンの工程にお任せください。バターはあとから入れる指示があれば、それに従うと膜ができやすくなります。