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生食パンの作り方|材料・手順・店主のコツ

生食パンの作り方です。焼かずにそのまま切って食べる、やわらかい食パンのこと。牛乳と生クリームで、耳までしっとり焼き上げる二人分の手順をまとめました。

調理時間の目安 180分分量 2人分(小さめ1斤)難しさ 手間あり

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

焼かずに食べるパンは家でも作れますか。

店主

作れますよ。牛乳と生クリームを使うのがこつです。焼き上がりは必ず冷ましてから切ってください。

店主のひとこと冷ましてから切る。それだけで切り口がきれいです。

材料(2人分(小さめ1斤))

強力粉 たんぱく質の多いものを選ぶとふくらみやすいです。250g
牛乳 人肌(35度ほど)に温めておきます。130g
生クリーム 乳脂肪35%前後のもの。しっとりさせる役です。40g
砂糖 甘さと焼き色のもとになります。20g(大さじ2弱)
はちみつ なければ砂糖を10g増やしてください。10g(小さじ1と1/2)
省かないでください。味が締まります。4g(小さじ3/4)
ドライイースト 買うときは日付を見ます。古いとふくらみません。3g(小さじ1)
無塩バター 室温に戻して指で押せるかたさに。15g
サラダ油 型にぬる分です。少々

作り方

  1. 先にバターを室温に戻し、型に薄く油をぬっておきます。牛乳は人肌に温めます。冷たい牛乳だと、イーストの働き出しが遅くなります。
  2. 粉、砂糖、はちみつ、塩、イーストをボウルで混ぜ、牛乳と生クリームを加えて5分こねます。塩とイーストは離して入れます。直接触れるとふくらみが鈍ります。
  3. バターを加えてさらに10分こねます。生地を広げて薄い膜になればこね上がりです。膜ができるまでこねると、切り口がきめ細かくなります。
  4. ぬれ布巾をかけ、30度前後の場所で60分ねかせます。二倍にふくらめば次へ進みます。冬はお湯を入れたコップを隣に置くと、その温度に近づきます。
  5. 三つに分けて丸め、15分休ませます。めん棒でのばして巻き、型に並べて40分ねかせます。休ませると生地が伸びやすくなり、形がそろいます。
  6. 190度に温めたオーブンで25分焼きます。焼けたら型から出し、網の上で完全に冷まします。熱いうちに切ると身がつぶれます。冷ましてから切ってください。

店主のコツ

  • 買い物:イーストは日付の新しい小袋を選びます。開封済みの古いものはふくらみません。
  • 火加減:190度で25分。表面が濃くなってきたらアルミ箔をかぶせて残りを焼きます。
  • 味の調整:甘さが強いと感じたら砂糖を15gに。塩は4gのまま減らさないでください。

しまうとき・作り置き

冷蔵冷蔵はすすめません。パサつきます。常温で2日が目安です。
冷凍1枚ずつ包んで冷凍で2週間。切ってから凍らせると使いやすいです。
温め直し凍ったままトースターで3〜4分。霧を軽く吹くと、しっとり戻ります。

味を変えてみる

  • 牛乳の半分を水に替えると、軽い口当たりになります。
  • 生地に干しぶどう50gを混ぜると、おやつ向きになります。
  • 焼き上がりに薄く塩バターをぬると、食事のパンとしても合います。

小麦と乳製品を使うので、たんぱく質と脂質を含みます。甘さのぶん糖質も多めです。

よく聞かれること

生クリームがないときは。

牛乳150gと無塩バター25gに替えると近い口当たりになります。しっとり感は少し落ちますが、十分やわらかく焼けますよ。

ふくらみませんでした。

イーストが古いか、ねかせる場所が寒いかのどちらかが多いです。30度前後の場所で、二倍になるまで時間を延ばしてみてください。60分は目安です。

パン焼き器でも作れますか。

作れます。材料を同じ割合で入れ、食パンの工程にお任せください。バターはあとから入れる指示があれば、それに従うと膜ができやすくなります。