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温かいそばつゆの作り方|材料・手順・店主のコツ

温かいそばつゆは、だしと返しの割合さえ決まれば家で作れます。かけそば用の薄めのつゆを、二人分でまとめました。市販のめんつゆとの違いや、保存のしかたも書いています。

調理時間の目安 20分分量 2人分(つゆ約600ml)難しさ かんたん

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

市販のめんつゆとは、どう違いますか。

店主

香りの立ち方が違います。作りたてはだしが強いです。手間はかかりますが、一度作ると分かりますよ。

店主のひとこと沸かさない。だしもつゆも、それだけです。

材料(2人分(つゆ約600ml))

煮詰まる分を見込んだ量です700ml
昆布 三十分以上つけておきます8g(8cm角1枚)
かつお節 厚削りがあれば香りが強く出ます20g
しょうゆ 濃口。関西風なら薄口に大さじ4
みりん 煮切ってから使うと角が取れます大さじ3
砂糖 甘めが好みなら小さじ2まで小さじ1
最後に味を見てひとつまみ

作り方

  1. 先に昆布を水につけておきます。三十分、できれば前の晩から冷蔵庫で。ここでだしの出方が決まります。
  2. 鍋を弱めの中火にかけ、沸く直前に昆布を引き上げます。煮立てないでください。煮ると苦みとぬめりが出ます。
  3. かつお節を入れ、弱火で二分。火を止めて一分置き、静かにこします。布を絞ると濁ります。
  4. 別の小鍋でみりんを中火で一分煮立てて煮切り、しょうゆと砂糖を加えます。みりんの角が取れます。
  5. だしに合わせ、弱めの中火で三分温めます。沸騰させず、味を見て塩を足します。沸かすと香りが飛びます。

店主のコツ

  • 買い物:かつお節は開封したら香りが落ちます。小さい袋を選んで使い切るほうが確実です。
  • 火加減:だしもつゆも沸かしません。鍋の縁が静かに揺れるくらいで止めます。
  • 味の調整:かけつゆはだし八に対し返し一が目安。濃ければだしを、薄ければしょうゆを少しずつ。

しまうとき・作り置き

冷蔵冷蔵で三日ほど。清潔な容器に移してください。
冷凍製氷皿で凍らせると三週間ほど。使う分だけ取り出せます。
温め直し弱火で温めます。沸かすと香りが落ちます。

味を変えてみる

  • つけそば用にするなら、しょうゆを大さじ六杯に増やして濃いめに合わせます。
  • 干ししいたけのもどし汁を五十ミリリットル足すと、うま味が深くなります。
  • うどんに使うなら薄口しょうゆにかえると、色が澄んで見た目が変わります。

だしとしょうゆが主で、塩分を含みます。汁を残せば量を抑えられます。

よく聞かれること

返しを先に作って寝かせるものですか。

本来はしょうゆとみりん、砂糖を合わせて一週間ほど寝かせます。家庭ではみりんを煮切って合わせれば十分近い味になります。急ぐならその日のうちで構いません。

かけとつけで、どう変えますか。

かけは薄く、つけは濃くします。だしと返しの割合で、かけは八対一、つけは四対一が目安です。同じ返しを使えるので、作る手間は変わりません。

だしパックでも作れますか。

作れます。水七百ミリリットルに二袋を入れ、沸いてから二分煮出して取り出してください。昆布を一枚足すと、より落ち着いた味になります。