294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム材料の話 › 聖護院大根

聖護院大根|買い方・下ごしらえ・保存の話

聖護院大根は、丸くて大きい京都の大根です。煮ものにするとやわらかく、煮くずれしにくいのが持ち味。選び方と下ごしらえ、保存の目安をまとめました。

時期の目安 11月〜2月。寒くなるほど甘みが出ます。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

普通の大根と違いますか。

店主

肉質がやわらかくて、煮ても崩れにくいんですよ。辛みが少ないので煮もの向きです。

店主のひとこと皮は厚めにむくと、口あたりがまるくなりますよ。

買うとき

出回る時期の目安:11月〜2月。寒くなるほど甘みが出ます。

  • 持ってずしりと重く、手のひらに張りを感じるもの。
  • 表面のひげ根の穴が浅く、まっすぐ並んでいるもの。
  • 切り口が白く、すが入っていないもの。

使うとき(下ごしらえ)

  • 厚さ3cmの輪切りにして、皮を厚めにむきます。
  • 切り口の角を落とし、片面に十字の切れ目を入れます。
  • 米のとぎ汁で20分下ゆでして、水にさらします。

しまうとき(保存)

新聞紙に包んで冷暗所なら1週間、切ったものはラップをして冷蔵で3〜4日が目安です。葉がついていれば、切り落としてから保存してください。

この材料でつくる料理

水分が多く、加熱すると量が減ります。

よく聞かれること

下ゆでは必要ですか。

煮ものにするなら、したほうが味がしみます。米のとぎ汁か、米をひとつまみ入れた水で20分。ゆでたら水にさらしてください。

大きすぎて使いきれません。

切って下ゆでしてから、汁ごと冷蔵すれば3日はもちます。輪切りのまま冷凍もできます。食感は少しやわらかくなります。

生で食べられますか。

薄く切ってサラダや甘酢漬けにできます。辛みが少ないので食べやすいですよ。よく洗って皮をむいてから使ってください。