294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム材料の話 › サワラ

サワラ|買い方・下ごしらえ・保存の話

サワラは、春に多く出回る白身のような口当たりの魚です。旬と店先での選び方、下ごしらえと保存の目安、合わせやすい料理までまとめました。

時期の目安 3月〜5月(地域により冬にも多く出回ります)

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

サワラは身が崩れやすくて焼きにくいです。

店主

返すのは一度だけにしてみてください。焼き固まってから動かすと崩れませんよ。

店主のひとこと身のやわらかい魚です。触る回数を減らしてください。

買うとき

出回る時期の目安:3月〜5月(地域により冬にも多く出回ります)

  • 切り身は身が透き通らず、しっとりしたものを選んでください。水が出ているものは避けます。
  • 皮の銀色がはがれていないか見ます。はがれているものは扱われ方が荒いことがあります。
  • 血合いの色が鮮やかなものが新しい目安です。茶色く変わったものは日が経っています。

使うとき(下ごしらえ)

  • 塩を軽くふって10分置き、出た水をふき取ります。臭みが抜けます。
  • 身が崩れやすいので、返すのは一度だけにしてください。
  • 西京焼きにするなら、味噌だれに半日から一日漬けます。焼く前にたれをぬぐいます。

しまうとき(保存)

冷蔵なら買った日から2日が目安です。使わない分は水けをふいて一切れずつ包み、冷凍で2週間ほどで使いきってください。

この材料でつくる料理

たんぱく質と脂質を含みます。味つけの分、塩分が加わります。

よく聞かれること

焼き加減の目安はありますか。

グリルなら強めの中火で皮目から6分、裏返して4分が目安です。中心まで白く火が通り、身がほぐれるようになれば焼き上がりです。

西京焼きはどのくらい漬けますか。

半日から一日が目安です。長く漬けると塩気が強くなります。焼く前に味噌をぬぐってください。付いたまま焼くと焦げます。

名前の由来はありますか。

腹が細いことから来たという説が知られています。成長につれて呼び名が変わる魚のひとつでもあり、小さいうちは別の名で売られることがあります。