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黒酢|買い方・下ごしらえ・保存の話

黒酢は、長く寝かせて色が濃くなった酢です。店先での選び方、開けたあとの保存、それから酢豚や南蛮漬けといったレシピでの使い方まで、店先の目線でまとめました。

時期の目安 通年

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

黒酢とふつうの酢は、使い分けますか。

店主

香りとこくが強いので、中華風の料理や煮物に向きますよ。酢の物なら米酢のほうがすっきりします。

店主のひとこと火を止めてから入れる。香りが残ります。

買うとき

出回る時期の目安:通年

  • 原材料の欄を見ます。米や玄米だけで作られたものは、香りが穏やかです。
  • 色の濃さより、香りの好みで選んでください。開ける前は分かりませんので、まずは小さい瓶から。
  • 酸度の数字を見ます。数字が高いほど酸味が強く、少量で味が決まります。

使うとき(下ごしらえ)

  • 先に使う量を小皿に出して味を見ます。銘柄で酸味と甘みがかなり違います。
  • 加熱するときは仕上げに入れます。長く煮ると香りが飛びます。
  • 酸味が強いと感じたら、砂糖かみりんを少し合わせると角が取れます。

しまうとき(保存)

直射日光の当たらない涼しい場所へ。開けたあとは冷蔵庫に入れ、半年を目安に使いきってください。

この材料でつくる料理

酢酸を含む調味料です。酸味が強いので、薄めて使うのが目安になります。

よく聞かれること

米酢とどう違いますか。

長く寝かせる分、色が濃く、香りとこくが強くなります。酸味の当たりは穏やかです。さっぱりさせたい酢の物には米酢、味に厚みが欲しい炒め物や煮物には黒酢が向きます。

そのまま飲んでもよいですか。

原液のままは酸が強いので避けてください。飲用の表示があるものを、水や湯で五倍ほどに薄めるのが一般的です。空腹時は控えめにしてください。

煮物に使うときのこつは。

半分は最初に入れて肉をやわらかく煮て、残りは仕上げに加えます。こうすると、こくと香りの両方が残ります。入れすぎたときは砂糖を小さじ1足してください。