御徒町のラーメン|旅先の味と家での楽しみ方
御徒町のラーメンは、駅前の商店街と飲み屋街が重なる場所で育った一杯です。味の傾向、時間帯ごとの使い方、家で近づける工夫までまとめてご案内します。
店先のやりとり
常連さん
店が多すぎて選べません。
店主
昼はあっさり、夜はこってりと決めてしまうと楽ですよ。迷ったら並びの短い店から試してください。
店主のひとこと丼を先に温める。家で一番効くのはここです。
どんな味か
御徒町のラーメンは、東京の上野と秋葉原にはさまれた駅のまわりで食べられている一杯のことです。買い物客と、仕事帰りの人と、夜遅い客が入れ替わる場所なので、店ごとに時間帯の顔が違います。しょうゆの中華そばから、こってりした一杯まで幅があります。
特徴
- 商店街の中にあるので、昼は回転が早く、麺がかためで出てくる店が多いです。
- 飲んだあとの一杯を受ける店もあり、夜は塩気を控えたあっさりした味が並びます。
- 近くに食材の問屋が多い土地柄で、具の種類が豊富な店が目立ちます。
食べ方・楽しみ方
- 昼の12時台は混みます。11時半に入るか、13時半以降にずらすと落ち着いて食べられます。
- 夜は替え玉や大盛りを頼む前に、量をたずねてください。店ごとに一玉の量が違います。
- 薬味は最初から入れず、半分食べてから足します。味の変わり方が分かって最後まで飽きません。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、鶏がらのスープに削り節を少し加えることです。丼を湯で温めておくと、最後まで熱いまま食べられます。しょうゆラーメン、煮豚、味付け卵の三つがあれば、それらしくまとまりますよ。
由来
上野に近い問屋と商店の町として栄えた場所で、働く人の昼飯として麺類の店が増えてきました。夜の人通りが多い土地柄から、遅い時間まで開ける店も残っています。
よく聞かれること
昼と夜で味は変わりますか。
同じ店でも、昼は手早く出す分だけ麺がかためになることがあります。夜は落ち着いて作られるので、ゆで加減の希望も通りやすいです。好みがあるなら注文のときに伝えてください。
家で近い味にするこつはありますか。
鶏がらのスープに削り節をひとつまみ加えると、中華そばらしい香りが出ます。丼を湯で温めておくことと、麺の湯切りをしっかりすること。この二つで、味の決まり方がまるで変わります。