新潟のイタリアン|旅先の味と家での楽しみ方
新潟のイタリアンは、太めの中華麺を炒めて、トマト味のソースをかけた食べ物です。どんなものか、特徴、食べ方、家で近づけるこつと成り立ちをまとめました。
店先のやりとり
常連さん
イタリアンという名前なのに麺が中華ですか。
店主
そうなんですよ。名前は洋風ですが、中身は焼きそばに近い軽食です。
店主のひとこと麺は太め。細い麺ではあの歯ごたえが出ません。
どんな味か
新潟のイタリアンは、新潟で広まった軽食のことです。キャベツやもやしと一緒に炒めた太めの中華麺に、トマト味のソースを回しかけて出します。名前は洋風ですが、焼きそばに近い食べ物だと思っていただくと分かりやすいです。
特徴
- 麺は太めの中華麺です。もちもちとした歯ごたえが残るようにゆで、炒めてから使います。
- ソースはトマトを使った甘みのあるひき肉入りが多く、麺の上に後からかけます。
- 具はキャベツともやしが中心で、紅しょうがを添える出し方が知られています。
食べ方・楽しみ方
- ソースと麺は、はじめから混ぜずに端から少しずつ混ぜていきます。味の濃さを自分で決められます。
- 紅しょうがは途中から足してください。最後まで味が変わり続けて、飽きません。
- 熱いうちが身上です。持ち帰るより、その場で食べるほうが麺の歯ごたえが残ります。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、太めの焼きそば用の麺を選んでください。ゆで麺を軽く水で洗ってから炒めると、べたつかずに仕上がります。ソースはひき肉とトマトの水煮を煮つめて作れますので、ミートソース、焼きそば、トマト煮込みの三つを作れる方なら、無理なく再現できますよ。
由来
戦後に、洋風の名前を付けた安い軽食として売られはじめたのが始まりとされています。買い物帰りに立ち寄って食べる形で広まり、今も新潟の甘口のトマト味として親しまれています。
よく聞かれること
味はどんな感じですか
トマトの甘みが立った、やさしい味です。辛さはほとんどありません。ソースと炒めた麺が合わさって、食べやすい濃さになります。
家で作るなら麺は何を使いますか
焼きそば用の太めの蒸し麺が近いです。軽く水で洗ってほぐしてから、強めの中火で炒めてください。べたつきが出にくくなります。
ソースはどう作りますか
ひき肉を中火で色が変わるまで炒め、トマトの水煮と砂糖、しょうゆを加えて弱火で10分煮つめます。肉は中心まで火を通してください。