なみえ焼きそば|旅先の味と家での楽しみ方
なみえ焼きそばは、福島県の浪江町で親しまれてきた焼きそばです。うどんほど太い麺と、濃いめのソース、もやしと豚肉という組み合わせについてまとめました。
店先のやりとり
常連さん
普通の焼きそば麺でも作れますか。
店主
作れますよ。ただ太さが違うので、ソースは少し控えめにするとちょうどよくなります。
店主のひとこと具を減らすほど、太い麺の味が立ってきます。
どんな味か
なみえ焼きそばは、福島県の浪江町で食べられてきた焼きそばです。直径3mmほどの太い麺を使い、もやしと豚肉を濃いめのソースで炒めます。具を多く入れず、麺そのものを味わう形が特徴です。
特徴
- 麺が太く、うどんに近い歯ごたえがあります。ゆで置きしても伸びにくい作りです。
- 具はもやしと豚バラ肉が基本です。あれこれ入れず、二つだけで仕上げます。
- ソースは甘辛く濃いめです。太い麺にからむよう、普通の焼きそばより濃く作ります。
食べ方・楽しみ方
- 一味唐辛子を添えて、途中から辛みを足していただきます。
- 麺が太いので、はじめによくほぐしてから食べると味が回ります。
- 冷めるとソースが固まるので、出てきたら温かいうちにいただきます。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、太めの焼きそば麺を選び、ソースを普通より一割濃くするのが目安です。具はもやし200gと豚バラ100gだけにして、強火で3分炒め、豚肉は中まで火を通してください。太麺焼きそば、もやし炒め、豚バラの塩炒めが同じ材料で作れます。
由来
戦後、町の食堂で働く人の腹持ちをよくするために太い麺が使われたのが始まりとされています。近年は町おこしの料理として知られるようになり、各地の催しでも出されています。
よく聞かれること
麺はどこで手に入りますか。
太麺の焼きそば用として売られていることがあります。見つからないときは、うどん用の生麺を袋の表示どおりゆでて、水気をよく切って使う方もいます。
普通の焼きそばと何が違いますか。
麺の太さと具の少なさです。具を入れ込まず、もやしと豚肉だけで炒めます。ソースも太い麺にからむよう濃いめにします。
一味唐辛子は必ず必要ですか。
なくても作れます。添えることが多いのは、濃いソースの甘みを辛みで締めるためです。好みで七味に替えても構いません。