きりたんぽ|旅先の味と家での楽しみ方
きりたんぽは、炊いたご飯をつぶして棒に巻きつけ、焼いたものです。秋田で生まれた食べ物で、鍋にして食べるのが定番ですよ。特徴と家での楽しみ方を書いておきますね。
店先のやりとり
常連さん
家でも作れますか。
店主
作れますよ。炊きたてのご飯を半分つぶして、棒に巻いて焼くだけです。粒を残すのがこつですね。
店主のひとこと米粒を半分残す。それがきりたんぽの歯ざわりです。
どんな味か
炊いたうるち米をつぶし、杉の棒に巻きつけて焼いた食べ物です。秋田の県北あたりで生まれたと言われます。棒から外して切り分け、鍋に入れて食べるのが一般的です。
特徴
- 米の粒を半分ほど残してつぶすので、もちとご飯の中間のような歯ざわりになります。
- 表面を焼いてあるため、煮ても形が崩れにくくなっています。
- だしを吸う力が強く、鍋の汁の味がそのまま出ます。
食べ方・楽しみ方
- 鍋に入れるときは、汁が煮立ってから加え、5分ほどで引き上げます。
- 焼いたものに味噌を塗って、そのまま食べる形もあります。
- 長く煮ると崩れるので、最後のほうに入れるのが無難です。
家で楽しむなら
{'text': '家で作るなら、炊きたてのご飯をすりこぎで半分つぶし、平たい棒か割り箸に巻きつけて焼くだけです。棒がなければ、俵形に丸めてフライパンで焼いても構いませんよ。', 'dishes': ['きりたんぽ鍋', '鶏の出汁', 'せりのおひたし']}
由来
山で働く人が残ったご飯を棒に巻いて焼いたのが始まりと言われています。名前の由来には諸説あり、はっきりとは定まっていません。
よく聞かれること
もち米を使うのですか。
ふつうのうるち米です。もち米を使うともちになってしまいます。炊きたてを半分つぶすくらいが、ちょうどよい歯ざわりになります。
鍋にはどんな出汁が合いますか。
鶏の出汁が定番です。鶏肉、ごぼう、まいたけ、ねぎ、せりを入れると、それらしくまとまります。しょうゆと酒で味を決めてください。
崩れてしまいます。
煮すぎです。汁が煮立ってから入れて、5分で引き上げてください。焼き目をしっかりつけておくことも、崩れにくさにつながります。