294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム旅先の味 › かにみそバーニャカウダ

かにみそバーニャカウダ|旅先の味と家での楽しみ方

かにみそバーニャカウダは、かにみそを温かいソースに混ぜて野菜を付けていただく食べ方です。特徴と楽しみ方、家での作り方の目安をまとめました。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

かにみそが少ししかありません。

店主

小さじ2もあれば十分ですよ。牛乳でのばせば、野菜がずいぶん食べられます。

店主のひとこと野菜は蒸してから。甘みが出て量も減ります。

どんな味か

かにみそバーニャカウダは、かにの内臓であるかにみそを、にんにくとオリーブ油のソースに合わせたものです。かにの産地の宿や店で、冬の一品として出されるようになりました。土産用の瓶詰めも作られています。

特徴

  • かにみそのこくが入るので、にんにくの香りが角立ちません。
  • 温めたまま食べるので、冬の野菜がたくさん食べられます。
  • 味が濃いので、付けるのはほんの少しで十分です。

食べ方・楽しみ方

  • 野菜は一度ゆでるか蒸してください。生より甘みが出て、ソースが付きやすくなります。
  • 小さい器に取り分けて、湯せんで温めながらいただきます。
  • 残ったソースはパスタにからめます。ゆで汁で少しのばしてください。

家で楽しむなら

家で作るなら、ゆでがにのみそを小さじ2ほど取り分けて、温めた牛乳とオリーブ油に溶かしてください。にんにくは薄切りを牛乳で煮てからつぶします。蒸し野菜の盛り合わせ、ゆでたじゃがいも、焼いたパンを添えると形になります。

由来

北イタリアの野菜を温かいソースで食べる習慣が日本に伝わり、かにの揚がる土地で地元の材料に置き換えられたものとされています。冬の観光の一品として広まりました。

よく聞かれること

どんな野菜が合いますか。

かぶ、にんじん、ブロッコリー、じゃがいも、れんこんが合います。どれも一度火を通してください。生の野菜は水が出て、ソースが薄まってしまいます。

かにみそは加熱しますか。

必ず火を通してください。ソースに混ぜたあと、弱火で3分ほど温めます。煮立てると分離するので、ふつふつする手前で止めるのがこつです。

瓶詰めのものはどう使いますか。

温めた牛乳を大さじ2加えてのばすと、そのままより食べやすくなります。塩気が強いものが多いので、味をみてから野菜に付けてください。