深大寺蕎麦屋|旅先の味と家での楽しみ方
深大寺蕎麦屋は、東京の深大寺のまわりに並ぶそばの店のことです。どんな界わいか、何をどう頼むか、家で近づける工夫までをまとめました。
店先のやりとり
常連さん
そばは何から頼めばよいですか。
店主
まずもりを一枚どうぞ。つゆは少しだけ付けて、そばの香りを見るのがよいですよ。
店主のひとこと冷水でしっかり締める。家でも同じです。
どんな味か
深大寺は、東京の西寄りにある古い寺です。湧き水に恵まれた土地で、門前にそばの店が何軒も並んできました。深大寺蕎麦屋というのは、その参道沿いでそばを出す店のことを指します。
特徴
- 門前に店が続いています。歩きながら選べるのが、この界わいの持ち味です。
- 水のよい土地なので、そばをゆでて締める工程を大事にする店が多いです。
- だんごや甘い物の店が隣り合います。食後に一本、という流れが自然にできています。
食べ方・楽しみ方
- まずはもりで一枚。つゆを少しだけ付けて、そばの香りを見てください。
- 薬味は一度に入れません。半分食べてから足すと、味の変わり方が分かります。
- 最後にそば湯をもらいます。残ったつゆを割って、ゆっくりいただいてください。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、ゆで湯をたっぷり使って、ゆで上がりを冷水でしっかり締めることです。水気をきってから盛ると、最後まで味がぼやけません。もりそば、天ぷら、だし巻き卵の三つをそろえると、門前の昼に近づきますよ。
由来
湧き水と、そば作りに向く土地であったことから、門前で粉をひく商いが育ったと言われています。寺に参る人へ出したのが始まりで、店が並ぶ形は古くから続いています。
よく聞かれること
予算はどのくらいですか。
1人1,000〜2,000円が目安です。もりそば一枚なら1,000円前後、天ぷらや一品を足すと2,000円ほどになります。
混む時間はいつですか。
休みの日の12時から14時が一番込みます。平日の11時台か、15時前後に行くと落ち着いて食べられます。散策のあとなら遅めが向きます。
そば湯はどう飲むものですか。
残ったつゆをそば湯で好みの濃さに割っていただきます。薬味を少し落としても構いません。塩気が強いと感じたら、そば湯を多めにしてください。