円盤餃子|旅先の味と家での楽しみ方
円盤餃子は、フライパンに餃子を丸く並べて焼き、皿に返して出す食べ方です。福島市で広まった形として知られています。家で作るときの並べ方と返し方をご説明します。
店先のやりとり
常連さん
円盤餃子は家でも焼けますか。
店主
26cmのフライパンなら並びます。外から内へ、皮を少し重ねて放射状に置いてみてください。
店主のひとこと返すときは皿をかぶせて、一息に。迷わないことです。
どんな味か
円盤餃子は、餃子をフライパンの縁に沿って放射状に並べ、そのまま丸く焼き上げたものです。焼き上がりを大皿に返すと、一枚の円盤のような形になります。福島市の店で出される形として広く知られています。
特徴
- 一枚に20個から30個ほど並ぶので、大人数で囲めます。
- 底が一続きにつながり、外は香ばしく、中は蒸されてやわらかくなります。
- 野菜を多めにしたあんが多く、一度にたくさん食べられる味つけになっています。
食べ方・楽しみ方
- 中心から取ると崩れます。外側から一つずつ外してください。
- 酢とこしょうだけでも合います。脂が軽く感じられます。
- 焼きたてが身上です。取り分けたらすぐ食べてください。
家で楽しむなら
家でも26cmのフライパンがあれば作れます。皮のふちを少し重ねて放射状に並べ、水を回し入れてふたをし、蒸し焼きにしてください。同じ手順で焼き餃子、水餃子、餃子の皮のスープも作れるので、あんを多めに仕込んでおくと三日は楽になります。
由来
戦後に福島市で提供され始めた形と伝えられています。大人数で分け合う出し方として、地元で広まりました。
よく聞かれること
皿に返すこつは。
焼き上がったら火を止め、大皿をかぶせます。ふきんで皿と鍋を押さえ、一息に返してください。迷うと崩れます。
底がつながりません。
皮のふちを少し重ねて並べてください。仕上げに小麦粉を溶いた水を回し入れると、羽根になってつながります。
何個くらい焼けますか。
26cmのフライパンで20個から24個が目安です。詰めすぎると火の通りにむらが出ます。