道頓堀のたこ焼き|旅先の味と家での楽しみ方
道頓堀のたこ焼きは、大阪の道頓堀あたりで食べ歩く粉ものです。道頓堀のたこ焼きの特徴と食べ方、家で近づける方法までまとめました。
店先のやりとり
常連さん
たこ焼きは家でもできますか。
店主
できますよ。生地をうんとゆるくするのがこつです。だしをたっぷりどうぞ。
店主のひとことまず穴をあけて湯気を逃がす。やけどを防げます。
どんな味か
道頓堀のたこ焼きは、大阪市の道頓堀周辺に店が並ぶ、食べ歩きの粉ものです。小麦粉を溶いただしの生地に、たこと紅しょうが、青ねぎを入れて丸く焼きます。持ち帰り用の舟形の容器に入れて売られることが多く、その場で立って食べるのが普通です。
特徴
- だしを効かせた生地が持ち味です。外は軽く、中はとろりとした焼き方が主流です。
- ソース、青のり、かつお節が基本の組み合わせ。塩やしょうゆで出す店もあります。
- 一舟が6個から8個で、食べ歩きの量として作られています。
食べ方・楽しみ方
- 焼きたては中がとても熱いです。まず穴をあけて湯気を逃がしてから口に入れてください。
- つまようじは二本使うと崩れません。一本で刺すと割れてしまいます。
- 歩きながらより、店先の台で立って食べるほうが落ち着きます。人通りが多い通りです。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、生地にだしをしっかり効かせることです。小麦粉100gに対してだし400mlほどの、かなりゆるい生地にすると中がとろりとします。たこ焼き、明石焼き風の卵生地、ねぎ焼きの三つを作れば、粉ものの食卓になりますよ。
由来
たこ焼きは、だしで溶いた生地に具を入れて焼く大阪の食べ物として広まりました。道頓堀は劇場と飲食店の集まる通りで、人の行き交う場所柄、持ち歩いて食べられる形の店が並ぶようになったといわれています。
よく聞かれること
たこ以外の具でもよいですか。
構いません。えび、ちくわ、こんにゃく、チーズなどが使われます。水けの少ないものを選んでください。水が多いと生地がゆるんで丸まりません。
中がとろりとするのはなぜですか。
生地の水分が多いからです。粉に対してだしを4倍ほど入れると、焼いても中心が固まりきらず、とろりと残ります。返す回数も関係します。
持ち帰るとべたつきます。
容器の中で湯気がこもるからです。ふたを少しずらして持ち帰り、家で食べる前にフライパンで1分焼き直すと、外が戻ります。