播州ラーメン|旅先の味と家での楽しみ方
播州ラーメンは、兵庫県の西脇あたりで食べられている甘みのあるしょうゆラーメンです。味の特徴、食べ方、家で近づける作り方までまとめてご案内します。
店先のやりとり
常連さん
甘いラーメンと聞くと、少し身構えます。
店主
砂糖の甘さではなく、玉ねぎから出る甘みですよ。飲んでみると、しょうゆの角が取れて飲みやすいです。
店主のひとこと玉ねぎを薄く切って、じっくり煮る。これだけです。
どんな味か
播州ラーメンは、兵庫県の播州地方、特に西脇市のあたりで作られてきたしょうゆ味のラーメンです。スープに甘みがあるのが一番の特徴で、初めての方はその甘さに驚かれます。織物の仕事に就く人が多かった土地で、働く人の昼飯として広まったと言われています。
特徴
- スープに玉ねぎなどの野菜から出た甘みがあり、しょうゆの角が立ちません。
- 麺は細めのちぢれ麺が多く、甘いスープをよく持ち上げます。
- 具は煮豚、めんま、ねぎ、のりと簡素で、スープの味を邪魔しません。
食べ方・楽しみ方
- まずスープをひと口飲んでから麺に進みます。甘みの出方が分かります。
- 途中でこしょうを少し足すと、味の輪郭が出て最後まで飽きません。
- ご飯を頼んで、残ったスープに少し浸すのも土地らしい食べ方です。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、鶏がらのスープに玉ねぎを薄切りにして30分煮ることです。砂糖で甘くするより、野菜から出す甘みのほうが近くなります。しょうゆラーメン、煮豚、めんまの三つをそろえれば形になりますよ。
由来
織物の産地として栄えた西脇のあたりで、働く人向けの食堂が出していた一杯が始まりとされています。甘みのあるスープが土地の好みに合い、店ごとに受け継がれてきました。
よく聞かれること
甘さはどこから来るのですか。
玉ねぎなどの野菜を時間をかけて煮ることで出る甘みだと言われています。店によって配合は違いますが、砂糖だけで作る甘さとは別のものです。
家で作るなら何に気を付けますか。
野菜を煮る時間を惜しまないことです。薄切りの玉ねぎを弱火で30分煮ると、甘みがスープに移ります。しょうゆは最後に加えて、煮立てないでください。香りが飛びます。