ババヘラアイス|旅先の味と家での楽しみ方
ババヘラアイスは、秋田の路上で売られる、へらで盛り付ける氷菓です。どんなものか、味の特徴、買い方と食べ方、家で近づける工夫までまとめました。
店先のやりとり
常連さん
秋田以外でも買えますか。
店主
基本は秋田の夏の路上です。催事で出ることもありますので、見かけたら試してみてください。
店主のひとこと受け取ったら日陰へ。形が長くもちます。
どんな味か
ババヘラアイスは、秋田県で夏場に路上や行楽地で売られる氷菓です。年配の売り子さんが金属のへらを使い、円錐の皮の上に花のような形に盛り付けるのが特徴です。名前は、その売り方の様子から付いた呼び名とされています。
特徴
- 黄色とピンクの二色が基本です。黄色はバナナ風味、ピンクはいちご風味が多くみられます。
- 乳脂肪の少ないさっぱりした氷菓で、シャーベットに近い口当たりです。
- へらで花びらのように重ねて盛るので、一つずつ形が違います。
食べ方・楽しみ方
- 受け取ったらすぐ食べます。日ざしの下では早く溶けますので、日陰に移ってください。
- 花の形が崩れないよう、外側の花びらから少しずつ取ります。
- 皮の底から垂れることがあります。紙を一枚受けておくと安心です。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、さっぱりした氷菓を二種類買って、スプーンの背で花びらのように重ねてみてください。乳脂肪の高いものより、シャーベットのほうが形が立ちます。いちごのシャーベット、バナナのシャーベット、コーンの皮の三つがあれば、雰囲気は十分に出ますよ。
由来
戦後、秋田で氷菓を路上で売る商いが広がり、そのうちに独特の盛り付けが生まれたとされています。パラソルを立てた店先が夏の景色として親しまれ、いまも海沿いの道や行楽地で見かけます。
よく聞かれること
どこで売っていますか。
秋田県内の道路沿いや海水浴場、行楽地の駐車場などで、春の終わりから夏にかけて見かけます。パラソルが目印です。
味は何種類ありますか。
黄色とピンクの二色が基本です。売り手によって配合が違い、同じ二色でも味わいに差があります。両方を一つに盛ってもらえます。
持ち帰れますか。
その場で食べるものです。保冷の用意がないことが多く、形も崩れます。買ったらすぐにいただいてください。