阿波尾鶏|旅先の味と家での楽しみ方
阿波尾鶏について、どんな鶏なのか、味の特徴と家での扱い方をまとめました。歯ごたえのある地鶏なので、火の入れ方に少しコツがあります。
店先のやりとり
常連さん
普通の鶏肉と何が違うんですか。
店主
育てる期間が長いぶん身がしまっています。やわらかい肉が好きな方には向かないかもしれません。
店主のひとこと硬いのではなく、噛みごたえがあると思って焼いてください。
どんな味か
阿波尾鶏は、徳島県で育てられている地鶏です。一般的な若鶏よりも長い期間をかけて育てるため、身がしまっています。名前は地元の踊りにちなんだものと言われています。
特徴
- 肉に弾力があり、噛むほどに味が出ます。やわらかさよりも歯ごたえが持ち味です。
- 脂が黄色みをおびていて、加熱すると香りが立ちます。
- もも肉は煮ても縮みにくく、煮込みや鍋でも形が残ります。
食べ方・楽しみ方
- 炭火や魚焼きグリルで焼いて、塩だけで食べるのが分かりやすいです。中心まで火を通してください。
- 鍋やすき焼き風の煮込みにすると、出汁が濃く出ます。
- そのまま食べて硬いと感じるときは、繊維を断つように薄めに切ります。
家で楽しむなら
{'text': '手に入ったら、まず塩をふって三十分ほど置いてから焼いてみてください。うちでは弱めの中火でじっくり、皮目から八分ほど焼いています。急ぐと外だけ焦げて、中心まで火が入りませんよ。', 'dishes': ['鶏の塩焼き', '鶏鍋', '炊き込みご飯']}
由来
地元の在来種の血を引く鶏と、育てやすい鶏を掛け合わせて生まれた地鶏です。地域の特産として育てられ、飲食店や産直の売り場で見かけるようになりました。
よく聞かれること
普通の鶏肉と同じように調理できますか。
できますが、火の通りが少しゆっくりです。厚みのあるところは弱めの中火で時間をかけ、中心まで白くなったのを確かめてください。
むね肉はパサつきませんか。
薄めに切って短時間で火を通すとパサつきにくいです。下味に酒と塩をもみ込んでおくのも目安になります。
どこで買えますか。
産直の売り場や精肉の専門店、通信販売で扱われています。season によって入荷が変わるので、店の人に聞くのが早いですよ。