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あまおうの産地|旅先の味と家での楽しみ方

あまおうの産地と、その土地で育つ理由をまとめました。出回る時期、店先での選び方、家での扱い方まで、いちごを買うときの見どころをご案内します。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

大きい粒と小さい粒、どちらがよいですか。

店主

味は大きさで決まりません。へたが反り返って、色が均一なものを選んでください。

店主のひとこと洗ってからへたを取る。順番が逆だと水っぽくなります。

どんな味か

あまおうは、福岡県で育成されたいちごの品種です。県内での栽培が中心で、筑後地方をはじめとする平野部に産地が広がっています。粒が大きく、丸みのある形をしているのが見分けどころです。

特徴

  • 粒が大きく、へたのほうまで色が濃く入ります。形は丸みを帯びた円すい形です。
  • 果肉がしっかりしていて、酸味と甘みの両方がはっきり出ます。
  • 冬の日照が多く、冷え込みすぎない平野部の気候が栽培に向いています。

食べ方・楽しみ方

  • 洗ってからへたを取ります。先にへたを取ると、水が入って味が薄まります。
  • 冷やしすぎると甘みを感じにくくなります。食べる30分前に冷蔵庫から出してください。
  • 先の尖ったほうが甘いので、へた側から食べると最後まで甘く感じられます。

家で楽しむなら

家で長く楽しむなら、洗わずにへたを付けたまま、重ならないように並べて冷蔵庫に入れてください。それでも2日が目安です。食べきれない分は洗ってへたを取り、砂糖をまぶして冷凍します。ジャム、いちご大福、練乳をかけた一皿の三つが作りやすいところです。

由来

福岡県で長い時間をかけて選抜と交配が重ねられ、2000年代に品種として登録されました。それまで県内で作られてきたいちごの後を継ぐ形で、産地に広がっていきました。

よく聞かれること

出回るのはいつごろですか。

11月下旬から5月ごろまでです。盛りは1月から3月で、この時期が味も値段も落ち着きます。5月に入ると終わりに近づき、粒が小さくなっていきます。

選ぶときはどこを見ますか。

へたが濃い緑で反り返っているもの、色がへたのきわまで入っているもの、表面の粒々がはっきりしているものです。パックの底に汁がたまっていないかも見てください。

冷凍しても味は落ちませんか。

生のままの食感は戻りません。洗ってへたを取り、砂糖を少しまぶしてから凍らせると、色と香りが残ります。1か月を目安に、ジャムや飲み物に使ってください。