あまおうの産地|旅先の味と家での楽しみ方
あまおうの産地と、その土地で育つ理由をまとめました。出回る時期、店先での選び方、家での扱い方まで、いちごを買うときの見どころをご案内します。
店先のやりとり
常連さん
大きい粒と小さい粒、どちらがよいですか。
店主
味は大きさで決まりません。へたが反り返って、色が均一なものを選んでください。
店主のひとこと洗ってからへたを取る。順番が逆だと水っぽくなります。
どんな味か
あまおうは、福岡県で育成されたいちごの品種です。県内での栽培が中心で、筑後地方をはじめとする平野部に産地が広がっています。粒が大きく、丸みのある形をしているのが見分けどころです。
特徴
- 粒が大きく、へたのほうまで色が濃く入ります。形は丸みを帯びた円すい形です。
- 果肉がしっかりしていて、酸味と甘みの両方がはっきり出ます。
- 冬の日照が多く、冷え込みすぎない平野部の気候が栽培に向いています。
食べ方・楽しみ方
- 洗ってからへたを取ります。先にへたを取ると、水が入って味が薄まります。
- 冷やしすぎると甘みを感じにくくなります。食べる30分前に冷蔵庫から出してください。
- 先の尖ったほうが甘いので、へた側から食べると最後まで甘く感じられます。
家で楽しむなら
家で長く楽しむなら、洗わずにへたを付けたまま、重ならないように並べて冷蔵庫に入れてください。それでも2日が目安です。食べきれない分は洗ってへたを取り、砂糖をまぶして冷凍します。ジャム、いちご大福、練乳をかけた一皿の三つが作りやすいところです。
由来
福岡県で長い時間をかけて選抜と交配が重ねられ、2000年代に品種として登録されました。それまで県内で作られてきたいちごの後を継ぐ形で、産地に広がっていきました。
よく聞かれること
出回るのはいつごろですか。
11月下旬から5月ごろまでです。盛りは1月から3月で、この時期が味も値段も落ち着きます。5月に入ると終わりに近づき、粒が小さくなっていきます。
選ぶときはどこを見ますか。
へたが濃い緑で反り返っているもの、色がへたのきわまで入っているもの、表面の粒々がはっきりしているものです。パックの底に汁がたまっていないかも見てください。
冷凍しても味は落ちませんか。
生のままの食感は戻りません。洗ってへたを取り、砂糖を少しまぶしてから凍らせると、色と香りが残ります。1か月を目安に、ジャムや飲み物に使ってください。