294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
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味噌作りのやり方|手順と失敗しないコツ

味噌作りは、大豆と米こうじと塩があればできます。仕込むのは寒い時期が向きます。段取りと分量の目安、それから待つあいだの手入れまでご説明します。

かかる時間 240分

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

味噌はいつ仕込むのがいいですか。

店主

寒い時期が向きます。気温が低いうちに仕込んで夏を越すと、ちょうど食べごろになりますよ。

店主のひとこと空気を抜いて詰める。かび対策はそれが第一です。

なぜ・いつ

一度仕込めば半年から一年、家の味が続きます。寒い時期に仕込むと、気温が上がるにつれてゆっくり熟成します。

用意するもの:大きめの鍋、4リットルほどの保存容器、厚手のポリ袋、重し用の塩

手順

  1. 先に容器を洗って乾かし、焼酎で内側をふいておきます。かびを防げます。
  2. 大豆1kgを3倍の水に18時間つけます。水を吸って2倍以上にふくらみます。
  3. 弱火で3〜4時間ゆで、指でつぶれるまで煮ます。あくはこまめに取ってください。
  4. 熱いうちに袋に入れ、粒が残らないようつぶします。つぶしたら人肌まで冷まします。
  5. 米こうじ1kgと塩400gを混ぜ、冷めた大豆と合わせます。熱いうちに混ぜるとこうじが弱ります。
  6. 団子にして容器に投げ入れ、空気を抜きながら詰めます。空気がかびのもとです。
  7. 表面を平らにして塩をふり、ラップを密着させて重しをのせます。冷暗所で半年おきます。

よくある失敗

  • 大豆が熱いうちにこうじを混ぜて、発酵が進まない。
  • 空気を抜かずに詰めて、表面にかびが出る。
  • 暖かい場所に置いて、色が濃くなりすぎる。

こんな料理・場面で

  • 味噌汁
  • 味噌漬け
  • 田楽
  • 味噌炒め

よく聞かれること

かびが出たらどうしますか。

白いものは酵母のことが多く、混ぜ込んで構いません。青や黒のかびは周りごとスプーンで取り除き、塩をふり直してください。

塩の量はどのくらいですか。

大豆1kg、こうじ1kgに対して塩400gが目安です。減らすとかびやすくなるので、冷蔵で保管してください。

食べられるのはいつからですか。

半年が目安です。夏を越すと色が濃くなり、味がまとまります。途中で味見をして、好みのところで冷蔵に移してください。