生菓子のいろいろ|特徴と家で作れる料理
生菓子は、その日のうちに食べることを前提につくられた和菓子です。季節を形と色で表すのが持ち味で、日持ちがしない代わりに口当たりが柔らかい。買い方と合わせ方をまとめました。
店先のやりとり
常連さん
生菓子は何日くらい持ちますか。
店主
その日のうちが目安です。冷蔵すると硬くなりますので、買った日に食べきる分だけ求めてください。
店主のひとこと生菓子は買った日に。冷やすと口当たりが変わります。
特徴
['水分を多く含むため、日持ちがしません。買った日のうちが食べごろです。', '季節の花や自然のかたちを写すものが多く、同じ名前でも月ごとに姿が変わります。', 'あんこ、求肥、寒天、米粉といった材料の組み合わせで、口当たりを作り分けます。', 'お茶と一緒に出すことを前提にしているので、一つの大きさは小ぶりです。']
代表的な料理
- 練り切り
- きんとん
- こなし
- 水ようかん
- くずまんじゅう
- 道明寺
- 薯蕷まんじゅう
- ういろう
- わらび餅
- 草餅
- 大福
- みたらし団子
よく使う調味料・材料
- 小豆あん
- 白あん
- 求肥
- 寒天
- くず粉
- きな粉
家で作りやすいもの
- 水ようかん
- わらび餅
- みたらし団子
成り立ち
生菓子は、茶席で出す菓子として形と季節感が整えられてきました。町の菓子屋に広がってからは、贈り物や仏事にも使われるようになり、今の姿になっています。
よく聞かれること
冷蔵庫に入れてもいいですか。
求肥や餅を使ったものは冷やすと硬くなります。どうしても翌日まで置くなら、包んだまま涼しい場所へ。食べる30分前に出すと戻りますよ。
お茶は何が合いますか。
抹茶が定番ですが、煎茶やほうじ茶でも構いません。甘みの強い菓子には、少し濃いめに淹れたお茶を合わせると口がさっぱりします。
切って食べるものですか。
練り切りやまんじゅうは、黒文字や小さなフォークで二、三口に分けます。かたちを崩さないよう手前から切ると食べやすいですよ。