ムーガタのいろいろ|特徴と家で作れる料理
ムーガタは、中央が盛り上がった鍋で肉を焼き、まわりのくぼみでだしを煮る食べ方です。焼くと煮るを一度に楽しみます。特徴と、家で近づけるやり方をまとめました。
店先のやりとり
常連さん
肉は焼くのと煮るの、どちらですか。
店主
両方ですよ。山で焼いて、ふもとのだしで野菜を煮る。そういう鍋です。
店主のひとこと脂が落ちてだしになる。そこが面白いところです。
特徴
中央の山の部分で肉を焼き、落ちた脂がまわりのだしに流れ込みます。そのだしで野菜やめんを煮ていきます。一つの鍋で焼き物と鍋物が同時に進むのが特徴です。取り分けながら、長い時間をかけて食べる形です。
代表的な料理
- 薄切りの豚肉の網焼き
- 鶏肉の串焼き
- えびの鍋煮
- 青菜の煮びたし
- 白菜と春雨の鍋
- きのこの鍋煮
- つみれの鍋煮
- 卵を落としてしっかり火を通した雑炊
- 青菜のにんにく炒め
- 唐辛子を効かせたつけだれ
よく使う調味料・材料
- ナンプラー
- ライム
- 唐辛子
- にんにく
- パクチー
- 砂糖
家で作りやすいもの
- すき焼き鍋で作る豚肉の網焼き
- だしで煮る白菜と春雨
- にんにくを効かせた酢じょうゆのたれ
成り立ち
タイの東北部で広まった食べ方とされています。焼き肉と鍋を一つにした形が、外食の場を中心に定着しました。
よく聞かれること
家の鍋でも近づけられますか。
中央の高い鍋がなくても、焼き網と土鍋を並べれば形にはなります。焼いた肉の脂を少しだしに落とすと、味の流れが似てきます。
肉はどのくらい焼きますか。
薄切りでも、赤いところがなくなるまで焼いてください。豚肉は中心までしっかり火を通すのが基本です。焼きすぎるとかたくなるので、色が変わったら取ります。
だしには何を使いますか。
鶏と野菜でとった澄んだだしが基本です。家では鶏がらのだしを薄めて、にんにくと白こしょうを足すと近づきます。