上生菓子のいろいろ|特徴と家で作れる料理
上生菓子は、季節の姿を写して作る練り切りなどの和菓子です。種類と特徴、季節の表し方、いただき方、家で楽しむ工夫までまとめました。
店先のやりとり
常連さん
いつまでに食べればよいですか。
店主
買った日か、翌日までが目安ですよ。冷蔵庫に入れると固くなるので、涼しい場所へ置いてください。
店主のひとこと冷蔵庫に入れない。固くなってしまいます。
特徴
['あんを主な材料に、季節の花や風景を写して形づくる生菓子です。', '日もちが短く、作った日から二日ほどでいただく物がほとんどです。', '抹茶や煎茶と合わせることを前提に、甘さがはっきりしています。', '一つずつ手で形づくるため、同じ意匠でも表情が少しずつ違います。']
代表的な料理
- 練り切り
- こなし
- きんとん
- 羊かん
- 水ようかん
- 浮島
- 葛焼き
- 道明寺
- 外郎
- 錦玉かん
- 薯蕷饅頭
よく使う調味料・材料
- 白あん
- 小豆あん
- 求肥
- 寒天
- 和三盆
- 食紅
家で作りやすいもの
- 白玉と小豆あん
- 水ようかん
- 茶巾しぼり
成り立ち
茶の湯とともに形が整えられ、京都を中心に技が磨かれてきた菓子です。季節を表す意匠が受け継がれ、今も茶席や贈り物に使われています。
よく聞かれること
冷蔵庫で保存してもよいですか。
向きません。あんも求肥も固くなります。涼しい場所に置いて、買った日か翌日までにいただいてください。
どうやって切り分けますか。
黒文字という木の楊枝で、左から一口ずつ切っていただきます。手で割らず、上から少しずつ崩す形が落ち着きます。
お茶は何が合いますか。
抹茶か、濃いめの煎茶が合います。甘さがはっきりしていますので、渋みのあるお茶のほうが後味が軽くなります。