お茶|種類と家での楽しみ方
お茶の種類と淹れ方の目安をまとめました。湯の温度と時間を変えるだけで、味が変わります。店先でお話しする調子でご案内します。
店先のやりとり
常連さん
渋くなってしまいます。
店主
湯が熱すぎるのかもしれません。一度湯のみに移して冷ましてから注いでみてください。
店主のひとこと最後の一滴まで注ぐ。二煎目が変わります。
どんな飲みものか
['茶の葉を摘み、蒸したり炒ったりして作られる飲み物です。作り方の違いで、名前と味が分かれます。', '湯の温度と浸す時間で、甘みと渋みの出方が変わります。同じ葉でも淹れ方次第です。']
種類
- 煎茶。もっとも広く飲まれ、甘みと渋みの釣り合いが取れています。
- 玉露。低い温度でゆっくり淹れ、甘みを引き出します。
- 番茶。育った葉を使い、さっぱりとした味です。
- ほうじ茶。炒ってあり、香ばしく渋みが少なめです。
- 玄米茶。炒った米を混ぜてあり、香りが立ちます。
- 抹茶。葉をひいた粉で、湯に溶いていただきます。
- 麦茶。麦を炒った物で、茶の葉は使いません。
- 紅茶。同じ茶の葉を、しっかり発酵させて作ります。
家での作り方・淹れ方
- 先に急須と湯のみに湯を注ぎ、器を温めておきます。器が冷たいと湯の温度が下がります。
- 湯のみに湯を移し、80度くらいまで冷まします。注ぎ移すたびに10度ほど下がるのが目安です。
- 急須に茶葉を、一人分2gから3g入れます。小さじ1が目安です。
- 冷ました湯を注ぎ、1分待ちます。待つ間は急須を揺らさないほうが澄んだ味になります。
- 最後の一滴まで、数回に分けて注ぎ分けます。濃さが均一になり、二煎目もおいしくなります。
合わせるもの・コツ
合う食べ物
- 和菓子
- せんべい
- おにぎり
- 漬物
コツ
- 熱い湯ほど渋みが強く出ます。甘みが欲しいときは温度を下げてください。
- 二煎目は湯を少し熱くし、時間を短くすると味が整います。
- 開けた茶葉は香りが飛びますので、缶に移して1か月を目安に使い切ります。
よく聞かれること
湯の温度はどう測りますか。
温度計がなくても、沸かした湯を器に一度移すごとに10度ほど下がります。二回移せば80度前後が目安です。玉露なら三回移して60度くらいにします。
水出しでもできますか。
できます。茶葉10gに水1リットルを入れ、冷蔵庫で3時間が目安です。渋みが出にくく、甘みが立ちます。その日のうちに飲み切ってください。
保存で気を付けることは。
光とにおいと湿気を嫌います。缶に移して、戸棚の中へ。冷蔵庫に入れるときは、出したあと室温に戻してから開けないと、湿気を吸ってしまいます。