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ブラックコーヒー|種類と家での楽しみ方

ブラックコーヒーについてまとめました。豆の選び方、家での淹れ方の手順、合う食べ物、それから苦みを抑えるこつまで、店先の目線でお話しします。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

砂糖なしだと、どうしても苦くて。

店主

湯を90度まで下げて、粗めにひいてみてください。同じ豆でもずいぶん変わりますよ。

店主のひとこと湯を1分置く。それだけで角が取れます。

どんな飲みものか

ブラックコーヒーは、砂糖も牛乳も入れずにいただくコーヒーのことです。豆の味がそのまま出るので、淹れ方と湯の温度で表情が変わります。

種類

  • 浅いいりの豆。酸味が出やすく、すっきりした味です。
  • 中ほどのいりの豆。酸味と苦みのつり合いが取りやすいです。
  • 深いいりの豆。苦みとこくがはっきりします。
  • 紙のフィルターで落としたもの。後味が軽く仕上がります。
  • 金属のフィルターで落としたもの。油分が残り、こくが出ます。
  • 水出し。時間はかかりますが、苦みがやわらぎます。
  • インスタント。湯を注ぐだけで、忙しい朝に向きます。

家での作り方・淹れ方

  1. 先に湯をわかし、器具とカップに湯を回して温めておきます。この湯は捨てます。器が冷たいと、注いだとたんに味がぼやけます。
  2. 豆をひきます。1杯あたり粉10gが目安です。細かすぎると苦みが強く出ます。迷ったら粗めにしてください。
  3. 沸騰した湯を1分置き、90度ほどに落とします。熱すぎる湯は、渋みまで引き出してしまいます。
  4. 粉が湿る程度の湯を注ぎ、30秒待ちます。ふくらんだら次へ進みます。この待ち時間で、味の通り道ができます。
  5. 中心から小さく円を描いて、二、三回に分けて注ぎます。合計2分半が目安です。ふちに直接かけると、粉を通らない湯が落ちて薄くなります。
  6. 落ちきる前に器具を外します。最後まで落とすと苦みが混じります。少し残して外すくらいが、ちょうどよい濃さです。

合わせるもの・コツ

合う食べ物

  • 厚切りのトースト
  • バターの効いた焼き菓子
  • チーズケーキ
  • あんこの和菓子

コツ

  • 苦いと感じたら、粉を粗めにひいてみてください。量を減らすより味がまとまります。
  • 豆は袋の口を留めて、暗くて涼しい場所へ。2週間で使いきるのが目安です。
  • うちでは夕方までと決めています。夜に響く方は、時間を区切ると続けやすいです。

よく聞かれること

どの豆から始めればよいですか。

中ほどのいりの豆が分かりやすいです。酸味と苦みのつり合いが取れていて、淹れ方の善しあしも分かります。少量ずつ買って、好みを探してください。

水出しはどう作りますか。

粉50gを水500mlに入れ、冷蔵で8時間置きます。こしてから飲んでください。苦みが出にくいので、夏はこちらが飲みやすいです。

飲む量の目安はありますか。

感じ方には個人差があります。眠りが浅くなる方は、夕方までにするか杯数を減らしてください。気になる症状があるときは、専門の方に相談を。