294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム食の豆知識 › 山芋の栄養

山芋の栄養の豆知識|知っておきたい基本

山芋の栄養について、種類ごとの数字の目安と、台所での扱い方をまとめました。ながいもといちょういもの違い、生で食べるときの注意、手がかゆくなるときの手まで並べています。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

ながいもといちょういも、どちらがよいですか

店主

とろろにするならいちょういも、さらりと食べるならながいもですよ。粘りの強さで選んでください。

店主のひとこと酢水を一杯用意する。かゆみ対策はこれで十分です。

まず知っておくこと

山芋と呼ばれるものには、ながいも、いちょういも、じねんじょなどがあります。ながいもは生100gあたり65kcalほど、いちょういもは110kcalほど、じねんじょは120kcalほどが目安です。水分の多いものほど軽くなります。でんぷんとカリウムを含み、いも類の中では珍しく生で食べられるのが台所での特徴です。

要点

  • ながいもは生100gあたり約65kcal。水分が多く、さらりとしています。
  • いちょういもは約110kcal、じねんじょは約120kcalが目安です。粘りが強いほど高めになります。
  • でんぷんとカリウムを含みます。
  • いも類の中では珍しく、生のまま食べられます。
  • すりおろすと粘りが出ます。切ると歯ざわりが残ります。
  • 皮の近くのあくで手がかゆくなる方がいます。酢水を使うと楽になります。

具体的な例

  • とろろ
  • 山かけ
  • 短冊切りのあえ物
  • お好み焼きのつなぎ
  • 磯辺焼き
  • みそ汁の実

実践のコツ

  • 先に酢水を小さな器に作っておいてください。手にも切り口にも使えます。
  • すりおろす前に、持つところの皮を残しておくと手がすべりません。
  • 焼くなら厚さ1cmに切って、中火で片面3分ずつが目安です。

よく聞かれること

生で食べても大丈夫ですか

いも類の中では生で食べられる種類です。よく洗い、皮をむいてから使ってください。切ったものは冷蔵で2日が目安です。

手がかゆくなります

皮の近くの成分によるものです。酢水に手をつけてから作業し、終わったらすぐ洗ってください。ポリ手袋を使う手もあります。

変色を防ぐには

切ったらすぐ酢水に2分つけてください。すりおろしたものには酢を数滴落とすと、白さが保てます。味はほとんど変わりません。