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鶏肉の生焼けの豆知識|知っておきたい基本

鶏肉の生焼けは、見た目だけでは分かりにくいものです。切ったときの色や肉汁の見分け方、厚みのある部位での火の入れ方、焼き直しの手順をまとめました。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

火が通ったかどうか、どこで見ますか。

店主

一番厚い所を切って、中心が白く、汁が澄んでいれば大丈夫ですよ。迷ったら切ってください。

店主のひとこと迷ったら切る。見て確かめるのが一番早いです。

まず知っておくこと

鶏肉は中心まで火を通してからいただくものです。表面に焼き色がついていても、厚い所や骨の際は火が入りきらないことがあります。切って中心が白く、出てくる肉汁が澄んでいるかどうかが、家庭での分かりやすい目安になります。赤みや濁った汁が残っている間は、弱火で時間をかけて火を入れ直してください。

要点

  • 焼き色は表面の話です。中心まで火が通ったかどうかとは別に考えます。
  • 切って中心が白いこと、出てくる肉汁が澄んでいることが家庭での目安です。
  • 骨の際は火が入りにくい所です。手羽元やもも肉の骨つきは時間を長めに取ります。
  • 冷蔵庫から出したてより、室温に20分ほど置いたほうが中心まで熱が届きます。
  • 厚みのある所は切り目を入れて平らにすると、焼きむらが出にくくなります。
  • 赤みが残っていたら、そのままにせず弱火で火を入れ直してください。

具体的な例

  • から揚げの中心に赤みが残っている
  • 骨つきの手羽元で、骨の際だけ色が変わっていない
  • 厚い胸肉の真ん中から濁った汁が出てくる
  • 蒸し鶏を切ったら中心が冷たい
  • つくねの中心が周りより色が濃い
  • 作り置きを冷蔵庫から出してすぐ、温めが足りない

実践のコツ

  • 焼き色をつけたあと、ふたをして弱火にします。この二段構えが一番失敗しません。
  • 厚い所は包丁で開くか切り目を入れます。時間をかけるより確実です。
  • 心配なときは切って確かめてください。切ってから戻して焼き直しても味は落ちません。

よく聞かれること

焼き直してもよいですか。

大丈夫です。切ってからフライパンに戻し、水小さじ2を入れてふたをして弱火で3分ほど。中心まで火を通してからいただいてください。

電子レンジで火を通してもよいですか。

使えます。ただ加熱むらが出やすいので、一度に長くかけず、30秒ずつ足して切って確かめてください。仕上げにフライパンで焼き色をつけると味もまとまります。

むね肉が固くならない火の通し方はありますか。

薄く開いてから弱火でゆっくり焼くか、湯を沸かして火を止め、ふたをして余熱で通す方法が向いています。どちらも中心まで白くなったか確かめてください。