トマトの旬の豆知識|知っておきたい基本
トマトの旬は、実は夏だけではありません。夏と、春から初夏にかけての二度の出回り方、店先での選び方と向く料理までまとめました。
店先のやりとり
常連さん
トマトはやはり夏ですか。
店主
夏が中心ですが、春のものも味がのっていますよ。生なら夏、煮るなら春のものが向きます。
店主のひとこと冷やしすぎない。香りが閉じてしまいます。
まず知っておくこと
トマトは一年じゅう出回りますが、路地で育ったものの旬は六月から九月です。一方で、涼しい時期にゆっくり育ったものは甘みがのり、四月から六月にも味の良いものが並びます。夏のものは水気が多く香りが強く、春のものは味が濃く感じられます。料理によって使い分けると、仕上がりが変わります。
要点
- 路地ものの旬は六月から九月です。
- 四月から六月のものは、ゆっくり育つ分だけ味がのります。
- 夏のものは水気が多く、生で食べるのに向きます。
- 味の濃いものは、煮つめてソースにすると力を発揮します。
- へたが緑で反り返り、実に張りのあるものが新しい目印です。
- おしりから放射状の筋が出ているものは、味がのっている目安とされます。
具体的な例
- 冷やしトマト
- トマトのサラダ
- トマトソース
- トマトの卵炒め
- トマトの冷たいスープ
- トマトのみそ汁
実践のコツ
- 色が薄いものは常温に2〜3日置くと赤くなります。追熟してから冷やしてください。
- 生で食べるなら冷やしすぎないこと。食べる1時間前に冷蔵庫へで十分です。
- 煮る料理には、少し過ぎたものが向きます。甘みと酸味が出ます。
よく聞かれること
旬はいつですか。
路地もので六月から九月が中心です。四月から六月のものも味がのっており、この時期を旬と呼ぶ産地もあります。
保存はどうしますか。
色が薄いうちは常温で追熟させ、赤くなったら袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。目安は1週間です。切ったものは2日で使い切ってください。
おいしいものの見分け方は。
へたが緑で反り返り、実に張りがあるものを選びます。持ったときに重く感じるもの、おしりに放射状の筋が出ているものも目安になります。