なすのカロリーの豆知識|知っておきたい基本
なすのカロリーについて、数字と調理での変化をまとめました。なす自体は低めですが、油をよく吸います。吸油を抑える手もお話ししますよ。
店先のやりとり
常連さん
なすって、油をずいぶん吸いますよね。
店主
吸いますね。先に電子レンジで軽く加熱してから炒めると、だいぶ抑えられますよ。
店主のひとことなす自体は軽い。数字を決めるのは油の量です。
まず知っておくこと
なすは水分が多く、百グラムあたりおよそ十八から二十キロカロリーが目安です。野菜のなかでも低いほうに入ります。ただしスポンジのような組織を持つため油をよく吸い、調理法によって料理全体の数字は大きく変わります。焼きなすや煮びたしなら低いままですが、揚げびたしや麻婆なすでは油の分がかなり加わります。
要点
- なす100gあたりおよそ18〜20キロカロリーが目安です。
- 水分が九割以上を占め、食物繊維やカリウムを含みます。
- 組織に空気を含むため油をよく吸い、揚げると数字が大きく上がります。
- 焼く、蒸す、煮るなら吸油が少なく、低いまま食べられます。
- 数字は品種と大きさで前後します。目安として見てください。
具体的な例
- なす1本(約80g):およそ15キロカロリーが目安。
- 焼きなす1本:ほぼ変わらず、しょうゆの分が少し加わります。
- なすの揚げびたし1本:油を吸って、およそ100キロカロリー前後になります。
- 麻婆なす一人前:油と挽き肉が加わり、全体では大きく上がります。
- なすの味噌汁:具としての数字はごくわずかです。
実践のコツ
- 揚げる前に切り口へ薄く油を塗ると、少ない油でも全体に回って吸油が減ります。
- 電子レンジで先に加熱してから炒めると、油の吸い方が落ち着きます。
- 水にさらすのは五分まで。長いと風味まで抜けてしまいます。
よく聞かれること
皮はむいたほうがいいですか。
むかなくて構いません。皮に色のもとや食物繊維が含まれます。口当たりが気になるときは、縞目に部分的にむくと、見た目も残って食べやすくなりますよ。
油を使わずおいしくできますか。
できます。焼きなすは網かグリルで皮が真っ黒になるまで焼き、皮をむくだけ。蒸しなすは切って七、八分蒸し、ごまだれやポン酢で食べると、油なしでも十分満足できます。
アクは取らなくていいですか。
最近の品種はアクが少ないものが多く、切ってすぐ使うなら水にさらさなくても構いません。変色が気になるときだけ、五分ほど水に浸けて水気を拭いてください。