もやしの栄養の豆知識|知っておきたい基本
もやしの栄養について、何が含まれているか、調理でどう変わるか、無駄なく食べるにはどうするかを、店先で聞かれる形で整理しました。もやしの栄養を生かす扱い方の話です。
店先のやりとり
常連さん
もやしって、栄養ないんじゃないの。
店主
水分は多いですが、ビタミンや食物繊維は入っていますよ。大豆もやしならたんぱく質も。ゆですぎないことが大事です。
店主のひとことゆでるより炒める。成分も食感も残りますよ。
まず知っておくこと
もやしは豆を暗いところで発芽させたものです。水分が九割を超えるので軽い食材に見えますが、発芽の途中でできる成分を含んでいます。緑豆もやし、大豆もやし、ブラックマッペと種類があり、大豆もやしはたんぱく質がやや多めです。ただし水に溶ける成分は、ゆで時間が長いほど湯へ流れます。短く加熱して、汁ごと食べる料理に使うのが無駄のない食べ方ですよ。
要点
- 水分が九割ほどで軽く、かさを増やすのに向いた食材です。
- ビタミンCと食物繊維、大豆もやしならたんぱく質を含みます。
- 水に溶ける成分はゆで湯へ流れます。ゆでるより蒸すか炒めるほうが残ります。
- 汁ものや炒めものなど、出た水分ごと食べる料理が向いています。
- 種類で持ち味が違います。緑豆もやしは水分が多く、大豆もやしは歯ごたえがあります。
- 日もちしないので、買った翌日までに使うのが現実的です。
具体的な例
- 電子レンジで二分加熱して和える。湯を使わないので、成分が流れません。
- みそ汁の具にする。汁ごと食べるので、溶け出した分もとれます。
- 強火で一分炒める。水分が出る前に仕上げると、食感も残ります。
- 大豆もやしをナムルにする。歯ごたえがあって、食べごたえが出ます。
- ゆでる場合は三十秒まで。長くゆでると、水っぽく味も抜けます。
実践のコツ
- 買ったら袋のまま冷蔵庫の奥へ。温度の低いところに置くと傷みが遅くなります。
- 使いきれないときは、袋を開けて水に浸し、毎日水を替えれば二日ほど延びます。
- 加熱は短く。これが栄養も食感も守る、いちばん簡単なやり方です。
よく聞かれること
緑豆もやしと大豆もやしはどう違いますか。
緑豆もやしは細くて水分が多く、炒めものに向きます。大豆もやしは豆が付いていて歯ごたえがあり、たんぱく質がやや多めです。ナムルや汁ものに向きますよ。
ひげ根に栄養はありますか。
ひげ根にも成分は含まれますが、量としては大きくありません。口当たりが気になるなら取って構いません。手間と食感のつり合いで決めてください。
袋の中の水は捨てますか。
洗ってから使うので、袋の水は捨ててください。使う直前にさっと洗い、水気をきってから加熱します。洗ってから保存すると傷みが早くなります。